2015年の映画興行収入 【映画】 [tea room]
毎年1月末、社団法人 日本映画製作者連盟(映連)から、前年の
映画産業に関するデータが公表されており、興行収入(興収)も発表
されています。
2015年の傾向としては、洋画が盛り返してきているそうで、興業
収入で、邦画が前年比99.7%とほぼ横ばいの一方、洋画は前年比
112.1%の伸びでした(興収全体では洋画が44.6%と、まだ邦画
の方が収入が多いです)。
入場者数も、約550万人増(前年比103.4%)の1億6630万人
だそうです。興味深いデータがたくさん公開されているので、是非、
日本映画製作者連盟のホームページを覗いてみてください。
( ↑ ここをクリックしてネ!)
※ 下の一覧は、記者発表の配布資料の一部をコピーさせていただきました。
※ 「2014年の映画興行収入」記事は、こちら をクリックしてネ♪
☆ 昨年より前の記事は、下のタグから見れますヨ!
2015年度(平成27年)興収10億円以上番組 (平成28年1月発表)
[邦画]
順位 | 公開月 | 作品名 | 興収 (単位:億円) | 配給会社 |
1 | 14/12月 | 映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン! | 78.0 | 東宝 |
2 | 7月 | バケモノの子 | 58.5 | 東宝 |
3 | 7月 | HERO | 46.7 | 東宝 |
4 | 4月 | 名探偵コナン 業火の向日葵(ひまわり) | 44.8 | 東宝 |
5 | 3月 | 映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ) | 39.3 | 東宝 |
6 | 4月 | ドラゴンボールZ 復活の「F」 | 37.4 | 東映 |
7 | 8月 | 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN | 32.5 | 東宝 |
8 | 5月 | 映画 ビリギャル | 28.4 | 東宝 |
8 | 6月 | ラブライブ!The School Idol Movie | 28.4 | 松竹 |
10 | 3月 | 映画 暗殺教室 | 27.7 | 東宝 |
11 | 8月 | BORUTO -NARUTO THE MOVIE- | 26.2 | 東宝 |
12 | 7月 | ポケモン・ザ・ムービーXY 光輪(リング)の超魔神フーパ ピカチュウとポケモンおんがくたい | 26.1 | 東宝 |
13 | 9月 | ヒロイン失格 | 24.3 | WB |
14 | 9月 | アンフェア the end | 23.6 | 東宝 |
15 | 3月 | ストロボ・エッジ | 23.2 | 東宝 |
16 | 4月 | 映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語~サボテン大襲撃~ | 22.9 | 東宝 |
17 | 14/11月 | 寄生獣 | 20.2 | 東宝 |
18 | 14/12月 | THE LAST -NARUTO THE MOVIE- | 20.0 | 東宝 |
19 | 14/12月 | アオハライド | 19.0 | 東宝 |
20 | 10月 | 図書館戦争 THE LAST MISSION | 18.0 | 東宝 |
21 | 10月 | バクマン。 | 17.6 | 東映 |
22 | 6月 | 海街diary | 16.8 | 東宝/GAGA |
22 | 9月 | 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド | 16.8 | 東宝 |
24 | 4月 | 龍三と七人の子分たち | 16.0 | WB/オフィス北野 |
25 | 4月 | 寄生獣 完結編 | 15.0 | 東宝 |
26 | 14/12月 | バンクーバーの朝日 | 14.2 | 東宝 |
27 | 5月 | 新宿スワン | 13.3 | SPE |
28 | 5月 | イニシエーション・ラブ | 13.2 | 東宝 |
28 | 8月 | 日本のいちばん長い日 | 13.2 | アスミック・エース/松竹 |
28 | 10月 | ギャラクシー街道 | 13.2 | 東宝 |
31 | 6月 | 予告犯 | 13.1 | 東宝 |
31 | 11月 | 劇場版 MOZU | 13.1 | 東宝 |
33 | 2月 | TERRACE HOUSE CLOSING DOOR | 13.0 | 東宝 |
34 | 3月 | 風に立つライオン | 11.7 | 東宝 |
35 | 9月 | 心が叫びたがってるんだ。 | 11.2 | アニプレックス |
36 | 9月 | 天空の蜂 | 10.8 | 松竹 |
37 | 1月 | 映画ST 赤と白の捜査ファイル | 10.6 | 東宝 |
38 | 11月 | グラスホッパー | 10.0 | 松竹/ KADOKAWA |
38 | 11月 | ガールズ&パンツァー 劇場版 | 10.0 | ショウゲート |
ちなみに,私が興業収入10億円以上に寄与した(つまり観た)作品は
第20位 図書館戦争 THE LAST MISSION
第22位 海街diary
第31位 予告犯 の3本だけでした。
洋画では、
第2位 ベイマックス
第5位 ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション
第9位 ターミネーター:新起動/ジェニシス
なお、洋画の第1位は、これ! 興行収入は95.3億円だそうです。
『小説・映画がだ~い好き』のBest3!【2015年・小説編】 [tea room]
“この感動を伝えたい!”と思った作品を紹介しているこのブログ。
その中からMy Best 3を2008年から選んでおり、2015年も選ん
でみました♪
[ご注意]
2015年に新たに刊行された小説ではなく、2015年に私が読んだ作品の
中から選んだものです。どのような作品を読んだかは、下に読書リスト一覧を
載せております。
また、年間Best3は、過去3年だけを載せておきますので、気になる方は、
覗いてみてくださいネ!
『小説・映画がだ~い好き』のBest1!【2012年・小説編】
『小説・映画がだ~い好き』のBest1!【2013年・小説編】
『小説・映画がだ~い好き』のBest1!【2014年・小説編】
★☆2015年『小説・映画がだ~い好き』の小説・My Best1は―☆★
第1位
約束の森 【沢木冬吾】 (Link)
息をつかせぬ展開、主人公を中心に心温かくなる人間関係や
犬との関係などが描かれ、どんなラストを迎えるのかと最後まで
ドキドキしながら読んだ作品です。素敵な作品を発見した喜びの
あった作品でした。(o^-')bサイコー♪
2015年のかなり早い時期に読んだのですが、そのときから、
Best1になるのではないかと感じていた作品です。
▲ 約束の森 (角川文庫)
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作者: 沢木 冬吾
出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
発売日: 2014/07/25
メディア: 文庫
第2位
新宿鮫 【大沢在昌】 (Link)
以前から気になりながら読んでいなかったこのシリーズ。主人
公が一匹狼の警察官なので、「非情で不条理な暴力も厭わない
主人公のハードボイルド作品」だと勝手に想像していて、好みで
はないとずっと避けていました。ところが、読んでみたら全くの誤
解。正義感が人一倍強く、人間的にもとても温かな主人公。
ストーリーもドキドキの連続。とてもおもしろかったです。
さすが超人気シリーズです。
▲ 新宿鮫 新装版: 新宿鮫1 (光文社文庫)
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作者: 大沢 在昌
出版社/メーカー: 光文社
発売日: 2014/02/13
メディア: 文庫
第3位
月の影 影の海(十二国記)【小野不由美】 (Link)
この十二国記シリーズも以前から気になっていた作品。読み始
めたらおもしろくて、今年読んだシリーズ作品数は8冊(6作品)と、
年間に占めた割合も大きかったシリーズです。特に好きなのは
「風の万里 黎明の空」(epi4)と図南の翼(epi6)なのですが、
やはり「月の影 影の海」(epi1)から読んだ方がいいかな。シリー
ズ全体で第3位と理解していただいた方がいいです!
ちなみに、今は、読むと十二国記の世界観が変わるという
「魔性の子」(Epi0)をどのタイミングで読むか(一番最初がいい
という意見もありますが)、迷っているところです。重い話しと聞い
ているので躊躇しています ^^;
▲ 月の影 影の海〈上〉―十二国記 (新潮文庫)
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作者: 小野 不由美
出版社/メーカー: 新潮社
発売日: 2012/06/27
メディア: 文庫
ベストカバー賞
2015年は気に入ったカバーがいくつもありましたので、今回は、
ベストカバー賞も選んでみたいと思います。
▲ プラ・バロック (光文社文庫)
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作者: 結城 充考
出版社/メーカー: 光文社
発売日: 2011/03/10
メディア: 文庫
この結城充考さんの「プラ・バロック」と、高橋克彦さんの「竜の柩」
で迷いました。
それにしても、このカバーのセンスは抜群です(もろ私好み!)。
内容的にも、ベスト3には入れませんでしたが、私の中ではかなり
高順位の満足度の高い作品でした。
[総評]
普段は、バランス良くいろいろな作品と触れ合いたいと思い、同じ
作家さんや、シリーズものを集中(連続)して読まないようにしている
のですが、十二国記がシリーズ8冊6作品ですし、「ガーゼィの翼」の
全5冊や、再読ですが「小市民シリーズ」4作品、現在も「竜の柩」
シリーズを連続して読んでおり、このように集中して読んだのが
特徴的です。シリーズは、その世界観やキャラクターの位置づけなど
を知っているので、スッと物語に入っていけるのが良いところですね。
そんな感じで再読が多かったため、今年のベストの選考対象作品数
は44作品(再読は対象外)と、例年に比べて若干少ないですが、でも、
“天翔る”や“竜の柩”などなど、かなり満足感の大きい作品に出逢え
ました。
※ 過去、『「小説・映画がだ~い好き」の映画・My Best1』も選んでいま
したが、2015年もベストを選ぶほどの作品数は観ておらず・・・。
2015年も見送りさせていただきますm(_ _)m