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神話ーTHE BEAUTIES IN MYTHS / NEW VERSION 【生頼範義】 [画集の棚]

1988年に徳間書店から刊行された画集の復刻版 ♪
徳間書店の雑誌「SFアドベンチャー」の表紙を飾った美女たち
の画集です。
当時、生頼(おおらい)さんという名前も知りませんでしたが、
店頭で目を惹きつけられ、ただただ、表紙に魅了されたのを覚え
ています。今回、復刻版が刊行されることを知り、迷いなく購入
しました!

  Cover.jpg
 ▲ 神話 THE BEAUTIES IN MYTHS/NEW VERSION
   (↑ amazonへは、ここをクリックしてネ!)
    作者: 生頼 範義
    出版社/メーカー: 復刊ドットコム
    発売日: 2017/12/16
    メディア: 大型本
◆カバーは、1986年1月号を飾った「フレデグンデ」。生頼さんの
特徴の一つともいえる“朱”でまとめられ、怖ろしいほどの迫力!
もう、このカバー画だけ魅入られてしまいそうです。

◆1983年4月号の「フローラ」(右)
 FLORA.JPG
 この妖艶さは、画集で是非、直接感じていただきたいです☆
 ところで、画集のタイトルが「神話」なので、私は神話の美女だけ
が描かれていると思っていたのですが、神話や伝説、歴史上の美女
だそうです。91人もの生頼美女には圧倒されます。


◆1984年10月号の「トランクィリナ」(右)

 TRANQILLINA.JPG
 気品さが伝わってくるこの画も大好きです!美しい☆
 ほかにも素敵な、惹き込まれ、魅了される画が多くて、この画集
は、本当に大満足です。素晴らしいの言葉しか出ない ^^;


◆最後に1980年から1987年までの「SFアドベンチャー」の表紙
(※白黒です)とともに美女の素性が載っていて、興味深く楽し
めますよ。
 SF Adventure.JPG


◆「NEW VERSION」とタイトルが追加されているのは、復刻版の
編集作業中、確認できただけでも10点の作品に、旧画集の刊行後に、
加筆されていることが分かったため、最終バージョンの画像を使って
再構成したためとのことです。
画集の帯には、旧画集との対比の一例が載っておりますが、かなり
加筆してますね。加筆した作品の全てが大幅に修正されたのかは
わかりませんが、きっと生頼さんが納得いくように修正したのが、
このNEW VERSIONに掲載された画なのでしょうね。
 旧版との対比.JPG

 画集の構成も工夫されていて、最高の画集だと思います。是非、
画集をご覧いただいて、この迫力と妖艶を感じていただきたいです☆

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武部本一郎SF挿絵原画蒐集 1965~1973 上 【画集】 [画集の棚]

武部武一郎さんといえば、少し年代の上の方なら親しんだ
空想科学小説、SF小説の有名な挿絵画家さん。
私も、以前取り上げた「地底世界ペルシダーシリーズ」とか
火星シリーズ」で、武部さんのイラストに魅了され、その
イラストから物語の空想を膨らませて作品を読んだ一人です。
そんな武部さんの挿絵を集めたのがこの画集(上)です♪
 
ちなみに「蒐集」とは「しゅうしゅう」と読みます。読めま
したか?私は読めなくて調べました ^^; 読みどおり「収集」
の意味だそうですよ。
 
  01_表紙(火星の交換頭脳)s.JPG 
  ▲ 武部本一郎SF挿絵原画蒐集〈上〉1965~1973
   ( ↑ amazonへはタイトルをクリックしてネ!)
    作者: 武部 本一郎
    出版社/メーカー: ラピュータ
    発売日: 2006/03/30
    メディア: 単行本

 

 02_表紙2s.JPG
 ▲ 表紙は「火星の交換頭脳」のイラスト。
   約600ページの分厚い本で、1ページ1ページの紙も
  厚く、しっかりした紙質です。

 

 03_金星の火の女神s.JPG
 ▲ 右側のカラーイラストは「金星の火の女神」
   右側ページのようなカラーのイラストもありますが、
  感覚的には9割以上が左側ページのような白黒のまさに
  挿絵です!

 

 04_火星の女神イサスs.JPG
 ▲ 「火星の女神イサス」の挿絵
   白と黒の世界で、これだけの存在感と迫力が伝わって
  くるのですから感動します。挿絵って「雑」のような
  イメージもありますが、武部さんの挿絵は十分に鑑賞で
  きる作品ですね。  

 

 05_荒獅子コナンs.JPG
 ▲ 「荒獅子コナン」の挿絵
   武部さんの描く女性は、「艶(つややか)」ですよね☆

 

 06_武部さんが好きな画家たちs.JPG
 ▲ 監修の加藤直之さんが、武部さんが好きな画家たちに
  ついて解説してくれています。好きな画家の絵と、武部
  さんがその絵に影響を受けて描いた作品を並べて対比し
  解説しており、おもしろかった(興味深かった)です。
   このほかにも、いくつも解説があって、武部さんとい
  う人物を知る上でも価値があると思います。

 

 私の好きな「地底世界シリーズ」は、武部さんの後期の作品
らしく、この上巻には第1作目のみで、下巻に多く載っている
ようです。ただ、もう一つの大好きな「火星シリーズ」はこの
上巻に載っていて大満足でした。
 カラーイラスト集を期待している方は、不満に思うかもしれ
ませんが、武部さんの作品をたくさん楽しみたいなら、買って
損はないと私は思います (o^-')bグッド!

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湖川友謙 サンライズ作品画集 【画集】 [画集の棚]

 最初に湖川友謙さんの絵を見たとき、(失礼ながら)それほど
自分の好みではないなっと思いました。しかし、次第に魅せられて
いき・・・!
 この画集に載せられているサンライズの名作にしても、シリアス
なストーリーと湖川さんのシャープなラインと重厚感のあるデザイン
がとてもマッチしていて、最高の組み合わせだったと思います。
 ですので、湖川さんの画集が出ることを知ったとき、迷わず買う
ことに決めました☆

 

 01 外装.JPG

 ▲ キレイな装丁です。外箱のイラストは芸術と言えるのでは!
      湖川友謙 サンライズ作品画集
    ( ↑ amazonへはタイトルをクリックしてネ!)
    作者: 湖川 友謙
    出版社/メーカー: 一迅社
    発売日: 2017/06/30
    メディア: 大型本


  02 イデオン.JPG
  ▲ 「イデオン」のイラスト。このような迫力のある湖川さんの
   イラストが大好きです☆
    ただ、私的には、この画集は余白が多くて、湖川さんの
   迫力あるイラストが小さいんですよね。それがすごーく、
   残念です。1ページいっぱいに見たかったなぁ T_T


  03 ザブングル.JPG

  ▲ ザブングルのイラスト。
    私は、この作品を見ていないので、あまり感動はなかったかな。


  04 ダンバイン.JPG

  ▲ ダンバインのイラスト。

    この作品は本当にだ~い好き♪ もっといっぱい見たかったな。
   そんな思いもあるので、ちょっと作品数が少なかった印象。


  05 コメント.JPG

     ▲  各イラストに対する湖川さんのコメントが載っていて興味深いです。


 人それぞれの好みがあるので一概には言えないでしょうが、私的には
少し触れたように、イラストが小さくて少し残念。湖川さんのイラストを

1ページ全体で迫力ある作品を見かたっかな。
 それを差し引いても、私は買ってよかったです。

 

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多重人格探偵サイコ画集 LOVE GOD MURDER 【田島昭宇】 [画集の棚]

田島昭宇さんというと、私の中では漫画家という印象が全くなく、
小説の表紙絵を描くイラストレーターさんという印象。
江戸川乱歩の表紙になったとき、その表紙に魅かれ買ったことも。

  黒蜥蜴s.jpg
 ▲ この妖しさ、エロティックなところに魅かれます *^^*
   ただ、今はこのカバーではないんですよね。 

なので、田島昭宇さんの描く漫画は読んだことはなく、この画集
の「多重人格探偵サイコ」もタイトルしか知りませんでした(この
漫画を田島さんが描いていたとは・・・。知って驚き☆)
でも、買っちゃったぁ♪( ̄▽ ̄)ノ″

多重人格探偵サイコ LOVE GOD MURDER.jpg
 ▲ 「田島昭宇画業30周年記念出版」とのことです。
   多重人格探偵サイコ画集 LOVE GOD MURDER
   ( ↑ amazonへはタイトルをクリックしてネ!)
   作者: 田島 昭宇
   出版社/メーカー: KADOKAWA
   発売日: 2016/11/22
   メディア: 単行本

LGM2.JPG
 ▲ 背表紙もしっかり。少し高めの価格ですが、この製本なら
  納得

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LGM4.JPG
 ▲ 全てカラーイラスト。田島さん独特の淡いカラーが存分に
  楽しめます。それにしても、このイラストのように、田島さん
  の絵からは妖しい雰囲気が漂ってきますネ♪

LGM6.JPG 
 ▲ 全24巻のコミックカバー原画もすべて収録されてます!
   大きい画集で、カバーイラストを改めてじっくり見てみる
  のもいいかも☆

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 ▲ 全イラストの初出と田島さんのコメントも。

この画集を予約するにあたって、漫画を読んでみました。たぶん
描かれているグロテスクさに拒否反応を示す方も多いのでは
ないかな。
でも、漫画は知らなくても、私的には十分満足のいく内容。
妖しさとグロテスクさ、匂うようなエロスが入り混じった田島昭宇
さん絵が好きな方だったら、買って間違いないと思いますよ。
(*^-')b グーッド♪


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ILLUSTRATION MAKING & VISUAL BOOK マツオヒロミ 【画集】 [画集の棚]

 表紙からは感じづらいかもしれませんが、大正ロマンのような
レトロ感をにじませつつ、現代感もある魅力的な作風。
 正直、小説のイラストで見かけていたくらいなのですが、画集が
出ると知って、躊躇なく購入しました。

  マツオヒロミs.jpg
  ▲ ILLUSTRATION MAKING & VISUAL BOOK マツオヒロミ
        ( ↑ amazonへはタイトルをクリックしてネ! )
    作者: マツオ ヒロミ
    出版社/メーカー: 翔泳社
    発売日: 2016/08/09
    メディア: 大型本

 タイトルに “MAKING” とあるように、完成までの作業工程の
解説もあります。私はどちらかというと、完成された美しい作品を
たくさん見たいので、もっと作品をたくさん載せてほしかったな!
 ただ、この画集はページ数が多いので、メイキングを載せたた
め作品数が少ないとまでは感じませんでした。

  マツオヒロミ2.JPG
▲ 表紙のイラストの作業工程も載ってますヨ!

   マツオヒロミ3.JPG
  ▲ 表紙のイラストよりこのようなイラストの方が、このイラスト
    レーターさんの作風が感じられるかな☆

  マツオヒロミ4.JPG
  ▲ 小説に使用された作品も載せられています。

  こういうイラストってだ~い好きです! マツオヒロミさんには、
どんどん活躍していって欲しいな(*^-')ガンバッテー♪☆
   



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生頼範義Ⅱ 記憶の回廊 1966-1984 【画集】 [画集の棚]

 つい先日、生頼範義さんの図録(イラスト集)が出ているのを知り、
“これは絶対に欲しい!”と迷わず買いました。
 このブログでも紹介しようと載せる準備をしていたのですが、
昨日(2015年10月27日)、生頼さんの訃報に接しました。本当に、
生頼さんの作品には魅了されていたので、さみしさを感じています。

  ※ 生頼(おおらい)さんの「頼」は、頁ではなくて刀に貝ですが、
   「頼」を使わせていただきます。

   ▼ 生頼さんを語るとき、よく“スターウォーズ”や“ゴジラ”
    を描いたイラストレーターと紹介されますが、この図録の
    カバーは“マッドマックス2”。 迫力がありますよネ☆
     記憶の回廊s.jpg
     ▲ 生賴範義Ⅱ 記憶の回廊 1966-1984
       ( ↑ amazonへはタイトルをクリックしてネ!)
       作者: 生頼範義
       出版社/メーカー: 宮崎文化本舗
       発売日: 2015/07
       メディア: 単行本

 画集「生頼範義 緑色の宇宙」(Link) のタイトルにもなっている
ように、生頼さんの“画”(“イラスト”と表現すると、何んだか生頼さん
の世界に似合わない気がするので、今回は“画”と表現します)の
世界は、何とも言えない深い色合いの緑が特徴で魅力です。
 そして、もう一つの魅力的な色合いが、この図録の表紙にも使わ
れている赤(単純に「赤」とは言いたくないのですが、何色と言った
らいいのか・・・)ではないでしょうか。

 生頼さんの作品では、妖艶な女性も魅力で、このエロティックさ
には本当に魅了されました。
 生頼さんの“画”は、平井和正さんの“幻魔大戦”や“ウルフガイ”
シリーズなどでもたくさん使われていましたが、伝奇小説などで
使われていると、物語のカオス的な雰囲気がいっそう増して感じら
れました。

 魍魎伝説s.JPG
 ▲ 谷恒生(著)の魍魎伝説。このカバーの妖艶さには衝撃
    を受けました☆


 雑誌「SFアドベンチャー」の表紙に使用された“画”も魅力的で、
書店に行くたびに惹きつけられました。今も数冊、持っています。
 各作品の下に書かれた解説は、毎号、表装画に合わせて、
生頼さん自らが書かれたものだそうです。 

 SFアドベンチャーs.JPG
 ▲ 「SFアドベンチャー」で使用されたミューズ(女神)たち

 この図録は、2015年7月から8月に、みやざきアートセンターで
開催された「生賴範義 展Ⅱ~記憶の回廊」の図録だそうです。
 小説の口絵(白黒画)や人物画も多く収録されていて、513点を
掲載。見開きの“画”が見やすいように糸かがり綴じという製本方法
を採用しているそうです。実際、見開きの画が少なくて(画の真ん中
に折目が入るような無粋はない)、配慮されているなっと感じる図録
でした。収録作品数だけでなく、そのような点でも本当に大満足の
図録でした! 超お薦めです☆


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清原紘画集 PRESENCE 【画集】 [画集の棚]

清原紘(ひろ)さんといえば、“万能鑑定士Q”シリーズや、最近では
“探偵の探偵”など、松岡圭祐作品のカバーイラストを多く手がけて
いる印象があります。
以前から、店頭に並ぶ“万能鑑定士Q”のイラストに惹かれ、前々から
イラスト集が欲しかったのですが刊行されていなくて・・・ T_T
そうしたら、画業10周年記念として、ついに発売されました。
待ちに待った画集なのでホント嬉しい ♪( ̄▽ ̄)ノ″ヤッター♪

    1_表紙.jpg2_裏表紙.jpg
  ▲ ダブルカバーということで、左が表紙、右が裏表紙です。
    講談社の発行ということで “探偵の探偵” のイラストですネ!
        清原紘画集 PRESENCE
     ( ↑ amazonへはタイトルをクリックしてネ!)
     作者: 清原 紘
     出版社/メーカー: 講談社
     発売日: 2015/07/24
     メディア: 単行本

 

  3_PRESENCE.JPG
  ▲ “探偵の探偵”、“万能鑑定士Q”から、ドローイング、ゲームや
    オリジナル作品まで載っています☆

  4_Q.JPG
  ▲ やはり、“万能鑑定士Q”や“特等添乗員α"のイラストが多い
    印象ですネ☆

  5_Comment.JPG
  ▲ 掲載写真の紹介と、清原紘さんのコメントも載っています。
    清原さんのお気に入り作品も分かりますヨ!
    ただ、もう少し、コメントが多ければ嬉しかったなぁ。

カラーイラストが多かったし、欲しかった“万能鑑定士Q”の作品も多く
載っていたので、私的には大満足です。
初版購入者限定で、“探偵の探偵”のイラスト2点を高画質でダウン
ロードできる特典や、“探偵の探偵Ⅳ”の文庫本イラストカバーがついて
いました。お薦めです!
( どうせ買うなら、初版を買った方が絶対いいですヨ

【 +plus 】

綾辻行人さんの小説“Another”をコミック化した作品も清原さんが
描かれていますが、この画集には載っていませんでした。
っと思っていたら、2015年12月に角川書店からも画集が発売され
るようです。楽しみですネ!     

    6_New.JPG
  ▲ 講談社発行の画集に、角川書店発行の画集のチラシが入って
   ました!


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生頼範義 緑色の宇宙 【画集】 [画集の棚]

― 光り輝き、緑色に浮かび上がる宇宙 ―

この深淵(奥深く、底知れないこと)な宇宙やミューズ(“女神”という
より、まさに“ミューズ”という言葉のがふさわしい!)が描かれた
カバーイラストに心惹き込まれ、イラストをイメージしながら作品を
読んだ人もたくさんいるのではないでしょうか??

    Green Cosmo.jpg
    ▲ 生頼範義 緑色の宇宙 (玄光社MOOK illustration別冊)
     ( ↑ amazonへはタイトルをクリックしてネ!)
    作者: 生頼範義
    出版社/メーカー: 玄光社
    発売日: 2014/11/29
    メディア: ムック

生頼範義(おおらい のりよし)さんというと、私の中では、角川文庫版
の「幻魔大戦」のイメージ。

  Genma.JPG
  ▲ 下のイラストは、角川文庫「幻魔大戦 第20巻」
     このイラストが好きなんです。
     いまだに、古書店で幻魔大戦を見つけると、生頼さんの
   ミステリアスなイラストにワクワクしてしまいます。カバーイラスト
   に惹かれて、改めて買ってしまったこともあるほど。

この画集では、“MOVIE”、“SCIENCE FICTION”、“MUSE”など
のカテゴリごとに作品がまとめられています。
私的には、“ BOOK JACKETS” のカテゴリがお気に入り!

  Book Jackets2.JPG
  Book Jackets.JPG
  ▲ 生頼さんのカバーイラストが盛りだくさん!嬉しい!♪( ̄▽ ̄)ノイイ″

こうやって見ると、
  “ この表紙、見たことある!”
  ” これも生頼さんのイラストだったの!?”
という作品が多くて驚くばかりです。ここには写真を載せていませんが、
映画の宣伝に使用されたイラスト(スターウォーズやガンダム・逆襲の
シャアもあります)も見たことあるものばかり!生瀬さんの活動の広さ
に驚くばかりです。
生頼さんの作品が幅広く楽しめて、とても満足な画集でしたヨ

【 +plus 】

 図録「生頼範義Ⅱ 記憶の回廊 1966-1984」 (Link)をアップしま
した。よろしかったら、ごちらもご覧くださいネ♪
                           (2015.10.28追記) 


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遠田志帆画集 ART WORKS 【遠田志帆】 [画集の棚]

小説の表紙に遠田志帆さんのイラストを見つけると、思わず買いたく
なってしまうほど、大好きなイラストレーターさん。
ついに、やっと、待ちに待っていた画集が発売(2014.8.10)されま
した!すごく素敵な画集ですO(≧∇≦)O スゴクイイ!

 ※以前取り上げた「BRIDE」(Link)も良かったら見てくださいネ!

  Cover.jpg
  ▲ 遠田志帆画集
    ( ↑ amazonへはタイトルをクリックしてネ!)
    作者: 遠田 志帆
    出版社/メーカー: 新書館
    発売日: 2014/08/09
    メディア: 大型本

深い紅を始めとした色遣い、雰囲気、どれを取っても好み!
ちなみに、描き下ろしだそうです。当然、見開きでも載っていますヨ

  ▼ 公式IllustStudioステップ バイ ステップ メイキング用イラスト
  ARtWORKS1.JPG
この作品はそれほどでもないですが、昔の作品は、尖ったというか、
ちょっと雰囲気がキツイという感じの印象があったのですが、最近
はやさしい雰囲気の作品が多くなった印象です。

  ▼ 風花
  ARtWORKS2.JPG
タイトルどおり、風が感じられる素敵な作品で、ピンクの色遣いが
好き かなりお気に入りの作品です!

  ▼ INDEX 作品解説
  ARtWORKS3.JPG
全作品について、遠田志帆さん自身が4ページにわたってコメントを
されています。例えば、綾辻行人さんの「Another」は遠田志帆さん
にとってもターニングポイントになった作品だったようですね。
自分が気に入った作品が、遠田志帆さんにとってどのような作品
だったのか、とても興味深いです。
こういうページを設けた編集者さん、グッドです(*^-')b

 

遠田志帆さんのイラストに惹かれた方、大好きな方にはお薦め!
私は、大満足の画集です


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写実画のすごい世界 【月刊美術・編】 [画集の棚]

“これが絵!?”って見まがうほど写実的な絵画ってありますよネ!
本屋さんで本を探しているときに、写実的に描かれた表紙の美しさ
に魅かれ、誰が描いてるのだろうっと、カバーの内側をのぞいて
しまうことも良くあります。
以前、紹介したこともある「美樹本晴彦」さんや、「安彦良和」さんの
ようなイラスト的作品や、ちょっとエログロですが「山本タカト」さんの
ような作品も大好きですが、写実的な絵も大好きです

    syajitu-world.JPG
  ▲ 写実画のすごい世界
    ( ↑ amazonへはタイトルをクリックしてネ!)
    月刊美術・編
    出版社/メーカー: 実業之日本社
    発売日: 2013/05/29
    メディア: 単行本

【 美 】

このイラスト集というか画集は、28名の画家さんたちの作品を集めた
もの。女性像、美人像を中心に載せられています。ここに載せられて
いる作品からは、女性の美しさが迫ってきます。

中でも、私が気に入った作品を少し紹介
語る知識も鋭利な感覚も持ち合わせていないのですが、ご勘弁を ^^;

 ▼ 島村信之さんの「藍」
    Nobuyuki Shimamura.JPG
解説で、「まるで月明かりの下で」と書かれているように、ぼわっと
した藍色の闇の中に、白いドレスのような服をまとった女性が浮かび
上がっているのが、とても幻想的で美しいです。
この作品の一部が表紙の帯に使われていて、実は、書店で見かけた
とき、この絵に魅かれて手に取りました。もしかしたら、この作品を
手元に置いておきたくて買ったと言っても過言ではないかもしれません。

 ▼ 卯野和宏さんの「呼吸」
  Kazuhiro Uno.JPG
  物音一つしないシンとした暗闇の中。
  耳を澄ませは、女性の呼吸しか聞こえてこない。

タイトルから受けたからかもしれませんが、そんな凛とした静寂さを
感じた作品です。この作品が載っているのも、買うことに決めた理由
の一つです。

 ▼ 原崇浩さんの「Sabina」
    Takahiro Hara.JPG
この画集は、女性像が中心ということで裸像もありますが、もちろん
そればかりではありません。このような感じで、写実画の魅力も解説
してくれています。

もちろん、28名もの作家さんたちの作品が載っていれば、正直、
自分の好みとは違う作品もあります(もしかしたら、好みの作品のが
少ないかも)。
ですけど、いろいろな写実画があって、それぞれに魅力があって、
そして、解説を読んで写実画の深さが感じられて。
写実画が、とても楽しめる作品だと思います。


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