『小説・映画がだ~い好き』のBest1!【2012年・小説編】 [tea room]
私のお気に入りの小説・映画を紹介する『小説・映画がだ~い好き』。
すっかり遅くなってしまいましたが、今年もやります!
2012年に私が出逢った小説の中でも“特に”お気に入りの
小説・My Bestはこれだよ~♪
[ご注意]
2012年に新たに刊行された小説ではなく、2012年に私が読んだ
作品の中から選んでいます。この1年に私がどんな作品を読んでいるのかが
気になる方は、次の一覧をご覧になってみてくださいネ。
出逢った小説リスト 【2012年1月-6月編】
出逢った小説リスト 【2012年7月-12月編】
また、2008年以降、私がどんなMy Bestを選んでいるか気になる方は、
こちらも覗いてみてネ!
『小説・映画がだ~い好き』のBest1!【2008年】
『小説・映画がだ~い好き』のBest1!【2009年】
『小説・映画がだ~い好き』のBest1!【2010年・小説編】
『小説・映画がだ~い好き』のBest1!【2011年・小説編】
【2012年『小説・映画がだ~い好き』の小説・My Best1は―】
Best1は
神々の山嶺(いただき) 【夢枕 漠】 (Link)
「出逢った小説リスト」でも触れましたが、2012年は本当に読んだ
作品数が少なくて、その中からBest3を揚げるのも難しいというのが
本音です(気に入った作品はあるのですが、超感動とか、超お薦めと
かいうと…)。
でも、この作品は、読んだ作品数が多かろうと少なかろうと文句なし
で2012年のBest1! о(ж>▽<)y サイコー☆
圧倒的な迫力、史実に絡めた魅力的なストーリーに魅了されました。
「絶対読むべき!」とお薦めの作品です。
▲ 神々の山嶺(上) (集英社文庫)
(amazonへはタイトルをクリックしてネ!)
作者: 夢枕 獏
出版社/メーカー: 集英社
発売日: 2000/08/18
メディア: 文庫
そして第2位は
船を編む 【三浦しをん】
引き込まれました! 「神去なあなあ…」のときも思いましたが、失礼
ながら、主人公になるほど派手な職業でない(どちらかというと地味)
方々をホントやさしくスポットライトを当てている気がします。
大辞典の編纂という大事業の中で、バラバラの方向を向いていた
人たちが一つになっていく様子も、読んでいてすごく心地よくて、読後
感がすごくさわやかな作品でした。さすが、2012年本屋大賞受賞作
です!(o^-')bグッドデス
それにしても、大辞典の編纂ってホント大変ですね。細かく地道な
作業に想像するだけで嫌になりそうです(笑)
▲ 舟を編む
(amazonへはタイトルをクリックしてネ!)
作者: 三浦 しをん
出版社/メーカー: 光文社
発売日: 2011/09/17
メディア: 単行本
そして第3位は
獣の奏者3・4 【上橋菜穂子】
「降臨の野」での奇跡で一つの物語が終わったかと思いきや…。
新たな一つの物語とも言えるかも!決して平穏ではない人生に
果敢に挑んでいくエリンたち。舞台は架空の世界ではあるけど、
非常に重くて、いろいろなことを考えさせられる作品です。
肩肘を張らずに読めて、でも、満足感の高い作品ですね。
▲ 獣の奏者 3探求編 (講談社文庫)
(amazonへはタイトルをクリックしてネ!)
作者: 上橋 菜穂子
出版社/メーカー: 講談社
発売日: 2012/08/10
メディア: 文庫
[総評]
繰り返しになってしまいますが、2012年は、正直なところ読めた
作品数が少なくて・・・。そんなわけで、印象に残った作品も少ないと
いうのが2012年の感想です。
でもそんな中、しっかり私の心の中に残ったのが伊岡瞬さんの
「瑠璃の雫 」。印象万人受けはしないでしょうけど、私の心の中に深く
ずっしりと染みいる余韻を残しました。このまますっと流してしまうのは
もったいないので特別賞です!
あともう1作品が、吉永南央さんの「誘う森」。重くて暗い・・・そんな
印象の作品で、何がいいって自分でも説明が難しいんですが、とても
好みで印象に残りました。吉永さんの今後に期待です。
2013年も4分の1が終わろうとしています。今年もあまり作品を
読めていないけど、きっと素敵な作品と出逢えると信じて!
※ 2012年は映画を2作品しか観れなかったので、「2012年
「小説・映画がだ~い好き」の映画・My Best1」はありません T_T
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