ARIA【天野こずえ】 [コミックの棚]
たまには、ひと休憩。
このごろ、グン!っと読む量が減ってしまった漫画。
でも、いいものはいい!
ので、今日は漫画を紹介しちゃいます。
【 story 】
かつて火星と呼ばれた惑星が、惑星地球化改造されてから150年。
極冠部の氷の予想以上の融解で地表の9割以上が海に覆われ、
「惑星アクア」と呼ばれている。
その惑星アクアにおいて地球のヴェネツィアをベースに作られた港町
「ネオ・ヴェネツィア」に観光客専門のゴンドラ漕ぎ「水先案内人(ウンディーネ)」
になるためやってきた地球出身の一人の女の子、
水無灯里(みずなし あかり)ちゃんの物語。
【 い~なぁって思う理由(わけ) 】
ゆっくりと流れる時の中で、ゴンドラが大好きでたまらない少女が、
迷宮に迷い込んだり、見知った街の中に違う素顔を見つけたりと、
ほのぼの~とした世界が広がります。
この「ARIA」を読んでいると、「たまには『ボ~』とすることも必要なのでは」と思ったり、
「見慣れた街にも違う顔があるのでは」っと探してみたくなります。
普段、時間に無駄がないようにって動いてしまうけど、
こういう「のんびり」した時間もきっと必要なんですよね。
余裕がなくちゃ周りも見えなくなっちゃう。
また、素敵なことを「素敵!」といえる灯里ちゃんがうらやましくて、
「自分もそういう人になりたいな!」って思ってしまいます。
よく、この漫画は「ヒーリング・コミック」とか紹介されるけど、まさにそのとおり!
まずは試しに読んでみて!かなりお薦めだよ!!
▲ まず、ARIAの第1巻を載せておきま~す。
【 ところで! 】
「ARIA」を読む前に「AQUA」を読んでくださいネ。
AQUAは、灯里ちゃんが「惑星アクア」に降り立つところからお話が始まります。
「ARIA」の1巻は、アクアにやってきて11か月目からのお話。
やっぱり、初めてアクアにやってきたところから読まなくちゃね!
▲ AQUAは全2巻デス!
【 画集も! 】
見てのとおり、絵のレベルもかなりのもの。
画集もいいですよ!今日は長くなっちゃったので、画集の紹介は今度の機会に。
【 +plus 】
表紙カバーをめくると、4コママンガがでてきます。
これがまたおもしろい。密かな楽しみです。
明日、新刊(10巻)がでるよう。早く読みたいなぁぁぁ。
- 作者: 天野 こずえ
- 出版社/メーカー: マッグガーデン
- 発売日: 2007/03/30
- メディア: コミック
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11巻も発売されています!
私的には猫妖精(ケット・シー)の話が好きだなぁ。幻想的で!!
(もう猫妖精の話がないかもしれないと思うとさみしい・・・)
<平成19年11月4日追記>
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ついに最終巻が発売されました!
さみしいなぁ・・・。
大好きでした。ありがとう!