東京少女【林 誠人・笹原ひとみ】 [最近読んでみた本の棚]
書店で「東京少年」とセットで平積みにされていた『東京少女』。
「どうせなら、こちらも読んでみよう」といった不純な動機で手に取ったのがこの作品です。
ヒロインの夏帆さんの表紙も素敵でしたしネ。
こちらも、東京少年と同様、どんな映画になるのか楽しみです。
【 ストーリーは・・・ 】
高校生の未歩は、母親と二人で暮している。
未歩は、月を観察するのが好きだった亡き父の思い出し、今夜も月を観察する。
ある日、未歩は、母から突然、再婚相手を紹介される。
とまどう未歩は、母親の再婚相手との食事中に抜け出した
ホテルの非常階段で携帯を失くしてしまう。
その夜、未歩は自分のケータイに電話をすると、電話に出たのは100年前
、明治時代の青年だった。
いつしか素直に自分の気持ちを伝えられる未歩。
互いにとまどいつつも、次第に惹かれあっていく二人。
しかし、二人は同じ時を共有することもできない。
「別れ」のときは確実に近づいていた…。
【 雑感 】
ストーリー的には、「東京少年」よりも好きかな。
韓国映画「リメンバー・ミー」を思い出させるようなストーリー(※この映画、大好きです!)。
小説は、百年からの時を隔てた二人の恋物語。
決して時が交わることのない二人。
どのように二人の関係を整理するのかなって興味津々読み進めました。
ん~、なかなか!上手くまとめましたね。
平行して呼んでいた作品が読み応えがあったので(こちらも時を隔てたラブストーリー)、
この作品は、あっさりとした内容に感じましたが、その分、気楽に楽むことができました。
結局のところ、「時を隔てたラブストーリー」とか「運命のラブストーリー」みたいな話って
大好きなのを再認識してしまいました(ハズッ!)
【おまけ】映画の公式サイトをご案内しますね。 『東京少女』です!
東京では、「東京少女」(東京では平成20年2月2日からロードショー)の後、
平成20年2月23日からの上映のようです。上映館は公式サイトから調べてネ。
★ 参考 ★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★
上で触れた韓国映画『リベンバー・ミー』を紹介します。本当に素敵な作品です。
韓国映画の実力を再認識しました。
確か、吹石一恵さんの主演で、日本でもリメークされていたと思います。
【ストーリーは・・・】
1979年、皆既日食の日。
女子大生のソウン(キム・ハヌル)は壊れて動かないはずの持つ古い無線機から、
イン(ユ・ジテ)と名乗る青年の声を聞く。
交信をしているうちに、やがて同じ大学に通っていることがわかり、会う約束をする二人。
しかし、いくら待ってもお互い会えない。
実はインは時を隔てた2000年に生きる若者だった……。
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