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赤い糸【映画】 [映画の棚]

「運命の恋」って何かひかれませんか?
僕は昔、とても憧れました。
どんな困難があっても、誰も引き裂くことはない深い絆で結ばれた2人。
本当にそんな人がいたらいいな!って。
だからかもしれないけど、そんな小説や映画って大好きです。
実際、運命の恋愛を描いた小説や映画ってたくさんありますよね。
もしかしたら、人には多かれ少なかれこんな願望を持っているのかも。

2009年最初の記事は、そんな「運命の恋」を描いた、映画『赤い糸』です。
でも、実は、昨年末に観に行ってきました。
1年の最後に、気に入った映画で締めることができて幸せです!


赤い糸 オフィシャルブック Special Cover Ver.II

赤い糸 オフィシャルブック Special Cover Ver.II

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ゴマブックス
  • 発売日: 2008/10/31
  • メディア: 大型本

▲ オフィシャルブックの表紙は3種類(内容は同じらしいです)
  僕は、この絵が好きだったのでこれを購入!
  南沢奈央ちゃんの制服じゃないフォトもあって僕は満足!! 

【story】

中学生の芽衣(南沢奈央)は、静かな優しさを持つ同級生の
敦史(溝端淳平)に惹かれていた。
そんな敦史から、修学旅行での自由行動は2人で歩こうと誘われる。
楽しみにしていた自由行動だったが、敦史の母親が怪我をしたため
敦史は帰郷しなくてはならなくなり、2人で歩くことはかなわなくなる。
その代わりにと宿泊先を抜け出したどり着いた夜景の美しい公園で、
芽衣は敦史から初恋の話を聞かされ、敦史の初恋の相手が自分であり、
敦史と幼いころに出逢っていたことを知り、芽衣は、この恋を運命だと
信じるのだった。
しかし、ひと足先に帰った敦史は、2人の間に隠された衝撃の過去を知り、
そして敦史は、芽衣の前から姿を消してしまう。

敦史を忘れられない芽衣であったが、高橋陸(木村了)の想いを受け入れる。
そして高校生になった芽衣たちは―。

【共感という魅力】

恋愛したときって,相手の中に自分との共通点を探そうとしませんか?
何だっていいんです。運命を感じさせることなら。
この映画でも,2人の間に運命を感じるようなことがたくさんあります。
2人は「運命の絆」で結ばれているのか・・・。
すれ違う2人にハラハラしながら物語に惹き込まれました。

ところで、別の意味で僕がすごく共感したのが高橋陸(木村了)くん。
彼の暴力には共感できないけど、独占欲や心配性なところは共感しちゃいました。
僕も,好きな人には,いつも自分のことだけを考えていて欲しいタイプ(苦笑)。
きっと、自分に自信がないから心配しちゃうですよね。
好きな人に振り向いてもらえないところも含めて彼に共感してしまった。
自分を見ているようで、ちょっと心が痛かったかな。


【南沢奈央さんという魅力】

そんな共感だけでなく、この映画をさらに魅力的にしているのが南沢奈央ちゃん!
ところで、この映画。恋愛のほかに親友の死、ドラック、ドメスティックバイオレンスと盛りだくさん。
しかも,両親の離婚に、芽衣には・・・などなど。
下手をすると、とても重く暗い雰囲気に包まれた映画になりかねないところ,南沢奈央ちゃんの
清潔感ある魅力が、それらのテーマをやわらかく包み込んでくれています。
それで、す~っと重いストーリを受け入れることができたのだと思います。

それにしても、あの黒目がちな瞳。魅力的ですね。
あんな瞳で見つめられたら・・・。きっと、くらっ!ときてしまいますよね
彼女にはとてもさわやかな雰囲気があると思います。
この魅力を大切にして欲しいな!!

akaiito_02.jpg

 ▲南沢奈央ちゃんの清楚な雰囲気と瞳が素敵!


【そんな魅力的な映画ではあったんですが・・・】

携帯小説は、恋愛・ドラック・暴力がないと成り立たないかもしれないけど
(思いっきり先入観です!)、映画はそれをすべて盛り込まなくてもよかったのでは。
これらがこの作品の核なのかもしれないけど、短い時間にいろいろなことがあり過ぎて・・・
物語の流れが不自然であったり、共感できないと感じるところがいつくかありました。
もう少しテーマを絞った方が深い物語になったような気がします。


【+plus】

映画を観に行く前は先入観を持ってしまうのが嫌で、ユーザレビュって
あまり読まないようにしています。
それで映画を観た後に読んでみたら、ユーザの評価はなかなか厳しい
感がありますね。
僕はこの映画、なかなか気に入ったのですが、僕はもともと恋愛映画
(特に初々しいもの)って大好きですし,南沢奈央ちゃんも素敵でよかったから
評価が高くなってしまうからかもしれませんネ。
ちなみに,少し話しがそれますが、レビュで「携帯小説が現実を描いているって
いう意見には反対」という意見が載っていました。それには僕も同感です。

ところで、エンドロールの最後に
 To be continued
この物語は続くのでしょうか・・・。


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