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図書館内乱 【有川 浩】 [ラブストーリーの棚]

有川浩さんの作品はまだまだ読みたいけど、一気に読んじゃうのは
もったいないので、ひとまずお休み!
とりあえず、私の中の “ 有川浩フェア ” のラストを飾るのは、
「図書館戦争」の続編『「図書館内乱』です v(^-^)v
図書館戦争のファンは多いって聞いていたけど、改めて納得

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図書館内乱

  • 作者: 有川 浩
  • 出版社/メーカー: メディアワークス
  • 発売日: 2006/09/11
  • メディア: 単行本

【 story 】

ついに郁の両親来館!戦闘職種への配属を隠せ!
堂上班が一致団結して(?)挑むミッション「両親攪乱作戦」

小説「レインツリーの国」をめぐる良化査問会との攻防と
聴力にハンディのある美少女高校生の恋を描いた「恋の障害」

そして、図書館内の「行政派」と「原則派」との主導権争いに、
図書館随一の情報収集能力を有する柴崎の恋愛(?)、
郁の同期・手塚の兄との確執などが絡んで、相も変わらず
図書館は四方八方敵だらけ!
郁が、堂上が、小牧が、柴崎が、そして、手塚が、
読みたい本がいつでも読めるように本を守るため戦う!!

【 2通り楽しめます! 】

続編の強みで、登場人物の設定は終わっているから、余計な説明が
なくて、端的にストーリー展開を楽しめましたし、もちろん、図書隊員たちの
魅力も全開で、あっと言う間に読み終わってしまいました。

最初の「両親攪乱作戦」は、半分コメディのような感じで気楽に読めて、
郁が右往左往する姿や、堂上班の面々の辛らつなリアクションが
楽しかったし、次の「恋の障害」は、良化委員会との攻防はありましたが、
小牧教官に想いを寄せる女子高生・毬江の爽やかな物語が楽しめました。

ところが、「美女の微笑み」以降、「兄と弟」、「図書館の明日はどっちだ」
では、物語の楽しみ方が一転。
図書館内部の主導権争いを軸に “ きな臭い ” 話が続いて、
さあ、郁たちは、図書館の未来はどうなるのだ!っという感じで、
ドキドキしながら読んでいました。

ラストには、ますます “ きな臭く ” なりそうな新たな展開があり、さらに、
郁の「王子様」についても展開があるなど、第3弾「図書館危機」が
さらにさらに楽しみです

【 +plus 】

先日取り上げた「レインツリーの国」と、この「図書館内乱」のどちらを
先に読んだ方が物語を楽しめるか!っと言ったら、
私は、「レインツリーの国」の方を先に読むことをお薦めしま~す。
その方が、「恋の障害」で小牧が毬江に「レインツリーの国」をお薦め
する理由が分かって、より「恋の障害」が楽しめると思いますヨ 
(*^-^)b


 


タグ:有川浩
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