図書館戦争 【映画】 [映画の棚]
だ~い好きな小説“図書館戦争” ♪
その作品が映画化されると聞いたとき、原作が大好きなだけに、正直、
観るか観まいか迷いました。
結果は・・・観て良かったで~す (*^-')bグッド
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【 story 】
2019年-正化31年-
公序良俗を乱す表現を取り締まる『メディア良化法』が成立して30年。
高校時代、良化特務機関(メディア良化隊)の検閲により本を奪われ
そうになったところを救ってくれた図書隊員に憧れ、笠原郁(榮倉奈々)
は図書隊員になる。
担当教官・堂上篤(岡田准一)の厳しい指導の下、不器用ながらも、
愚直に頑張るその情熱が認められ、郁はエリート部隊・図書特殊部隊
(ライブラリー・タスクフォース)に配属されることになったが・・・
【 映像化を生かしてました! 】
有川浩さんの描く物語の魅力は、やはり“ベタ甘”のラブストーリー。
そして、そんな有川作品の代表作とも言える“図書館戦争”の魅力は、
バリバリの防衛員(戦闘職)ながらメチャクチャ乙女な主人公・笠原郁と
硬派なツンデレ上官・堂上篤が織りなすラブストーリー。そんなふたりの
見た目とのギャップは、「表現の自由が制限された世界」という重い
ストーリーを和ませ、ベタ甘の恋愛は決して読者を裏切る展開にならず
に安心して読めます。
そんな“図書館戦争”の魅力を映画では上手く映像化し、銃撃戦も迫力が
あって小説とは異なる緊迫感も伝わってきました。映像化の利点を十分に
生かしていましたネ。
原作を読んでいる私でも、ストーリーにグイグイ引き込まれました!
ただ、やはりこの物語の最大の魅力は郁と堂上の関係性。全体的に
戦闘シーンが多かったという印象なので、もう少し戦闘シーンを減らして、
郁が堂上に惹かれていく姿を丁寧に描いてくれたらよかったかなと思い
ます。ただし、これは“あえて言えば”って感じですけど。
私的には、かなり満足の作品です。是非、続編を観たいですネ♪
▲ 郁と柴崎の関係も、ラストの伏線としてもっとあった方が良かったかな!
【 ぴったり! 】
榮倉奈々さんと岡田准一さんの配役以上に、柴崎麻子役が“栗山千明”さん
と知ったとき、まさに“ぴったり!”と思いました。
クールで、知的で、清楚な美人な柴崎役。まさにぴったりですね。
これも敢えていうと、柴崎という人物も図書館戦争の魅力の一つなので、
もっと描いて欲しかったかな(上映時間の制約の中で、そんなに要求し
ても無理か・・・ ^^; )。
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