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『小説・映画がだ~い好き』のBest3!【2015年・小説編】 [tea room]

 私が感動したり気に入って、“ずっと手元に置いておきたい!”とか
“この感動を伝えたい!”と思った作品を紹介しているこのブログ。
 その中からMy Best 3を2008年から選んでおり、2015年も選ん
でみました♪
 
 [ご注意]
   2015年に新たに刊行された小説ではなく、2015年に私が読んだ作品
  中から選んだものです。どのような作品を読んだかは、下に読書リスト一覧を
  載せております。
     また、年間Best3は、過去3年だけを載せておきますので、気になる方は、
  覗いてみてくださいネ!
     『小説・映画がだ~い好き』のBest1!【2012年・小説編】
     『小説・映画がだ~い好き』のBest1!【2013年・小説編】
           『小説・映画がだ~い好き』のBest1!【2014年・小説編】


 ★☆
2015年『小説・映画がだ~い好き』の小説・My Best1は―☆★

第1位
  約束の森 【沢木冬吾】 (Link)
   息をつかせぬ展開、主人公を中心に心温かくなる人間関係や
  犬との関係などが描かれ、どんなラストを迎えるのかと最後まで
  ドキドキしながら読んだ作品です。素敵な作品を発見した喜びの
  あった作品でした。(o^-')bサイコー♪
   2015年のかなり早い時期に読んだのですが、そのときから、
  Best1になるのではないかと感じていた作品です。

    約束の森s.jpg     
    ▲ 約束の森 (角川文庫)
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      作者: 沢木 冬吾
      出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
      発売日: 2014/07/25
      メディア: 文庫

第2位
  新宿鮫 【大沢在昌】 (Link)
   以前から気になりながら読んでいなかったこのシリーズ。主人
  公が一匹狼の警察官なので、「非情で不条理な暴力も厭わない
  主人公のハードボイルド作品」だと勝手に想像していて、好みで
  はないとずっと避けていました。ところが、読んでみたら全くの誤
  解。正義感が人一倍強く、人間的にもとても温かな主人公。
  ストーリーもドキドキの連続。とてもおもしろかったです。
   さすが超人気シリーズです。

    新宿鮫.jpg        
    ▲ 新宿鮫 新装版: 新宿鮫1 (光文社文庫)
       ( ↑ amazonへはタイトルをクリックしてネ!)
      作者: 大沢 在昌
      出版社/メーカー: 光文社
      発売日: 2014/02/13
      メディア: 文庫

第3位
  月の影 影の海(十二国記)【小野不由美】 (Link)
   この十二国記シリーズも以前から気になっていた作品。読み始
  めたらおもしろくて、今年読んだシリーズ作品数は8冊(6作品)と、
  年間に占めた割合も大きかったシリーズです。特に好きなのは
  「風の万里 黎明の空」(epi4)と図南の翼(epi6)なのですが、
  やはり「月の影 影の海」(epi1)から読んだ方がいいかな。シリー
  ズ全体で第3位と理解していただいた方がいいです!
   ちなみに、今は、読むと十二国記の世界観が変わるという
  「魔性の子」(Epi0)をどのタイミングで読むか(一番最初がいい
  という意見もありますが)、迷っているところです。重い話しと聞い
  ているので躊躇しています ^^;

    月の影 影の月ー上.jpg月の影 影の月ー下.jpg
    ▲ 月の影 影の海〈上〉―十二国記 (新潮文庫) 
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      作者: 小野 不由美
      出版社/メーカー: 新潮社
      発売日: 2012/06/27
      メディア: 文庫

ベストカバー賞
  2015年は気に入ったカバーがいくつもありましたので、今回は、
 ベストカバー賞も選んでみたいと思います。

    プラ・バロックs.jpg
    ▲ プラ・バロック (光文社文庫)
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      作者: 結城 充考
     出版社/メーカー: 光文社
     発売日: 2011/03/10
     メディア: 文庫

 この結城充考さんの「プラ・バロック」と、高橋克彦さんの「竜の柩」
で迷いました。
 それにしても、このカバーのセンスは抜群です(もろ私好み!)。
内容的にも、ベスト3には入れませんでしたが、私の中ではかなり
高順位の満足度の高い作品でした。

[総評]

 普段は、バランス良くいろいろな作品と触れ合いたいと思い、同じ
作家さんや、シリーズものを集中(連続)して読まないようにしている
のですが、十二国記がシリーズ8冊6作品ですし、「ガーゼィの翼」の
全5冊や、再読ですが「小市民シリーズ」4作品、現在も「竜の柩」
シリーズを連続して読んでおり、このように集中して読んだのが
特徴的です。シリーズは、その世界観やキャラクターの位置づけなど
を知っているので、スッと物語に入っていけるのが良いところですね。
 そんな感じで再読が多かったため、今年のベストの選考対象作品数
は44作品(再読は対象外)と、例年に比べて若干少ないですが、でも、
“天翔る”や“竜の柩”などなど、かなり満足感の大きい作品に出逢え
ました。

  ※ 過去、『「小説・映画がだ~い好き」の映画・My Best1』も選んでいま
    したが、2015年もベストを選ぶほどの作品数は観ておらず・・・。
     2015年も見送りさせていただきますm(_ _)m 

― 2015年読書リスト一覧  ―

 2015年の読書傾向は、全58作品中、再読が14作(4分の1近く)
と、例年になく多かったです。正直なところ、昨年くらいから書店で読み
たい作品が見つからず、以前だったら、絶対に購入していた作品も買い
ませんでした。そこで、これまで感動が薄れるのを恐れて封印していた
作品を再読し始めました。やはり初めて読んだときのインパクトや感動
は小さくなりますが、感動した作品はやはり感動しますし、先が気になら
ず落ち着いて読めるため、再読もなかなか良いなっと冊数が増えていっ
た印象です。

01_夏のレプリカ 【森 博嗣】(再読)
02_今はもうない 【森 博嗣】(再読)
03_八月の六日間 【北村 薫】
04_数奇にして摸型 【森 博嗣】(再読)
05_白馬山荘殺人事件 【東野圭吾】(再読)
06_村上海賊の娘 【和田 竜】
07_アルスラーン戦記 王都炎上 【田中芳樹】(再読)
08_アルスラーン戦記 王子二人 【田中芳樹】(再読)
09_プラ・バロック 【結城充考】
10_秘密は日記に隠すもの 【永井するみ】
11_約束の森 【沢木冬吾】
12_私の男 【桜庭一樹】
13_乱暴と待機 【本谷有希子】
14_消失グラデーション 【長沢 樹】
15-16_月の影 影の海 【小野不由美】
17_風の海 迷宮の岸 【小野不由美】
18_美神の狂宴(クラッシャージョウ12)【高千穂 遥】
19_東の海神 西の滄海(十二国記) 【小野不由美】
20_新宿鮫 【大沢在昌】
21_新宿鮫2 毒猿 【大沢在昌】
22-23_奇面館の殺人(上・下) 【綾辻行人】
24_木暮荘物語 【三浦しをん】
25_異邦の騎士 【島田荘司】
26_梅安影法師(仕掛人・藤枝梅安6) 【池波正太郎】
27_春期限定いちごタルト事件 【米澤穂信】(再読)
28_夏期限定トロピカルパフェ事件 【米澤穂信】(再読)
29-30_秋期限定栗きんとん事件(上下巻) 【米澤穂信】(再読)
31_彼女はたぶん魔法をつかう 【樋口有介】(再読)
32_夢の続きとそのおわり 【樋口有介】
33-34_風の万里 黎明の空(十二国記) 【小野不由美】
35_ルパンの消息 【横山秀夫】
36_丕諸の鳥(十二国記) 【小野不由美】
37_チンネの裁き 【新田次郎】
38-39_アルスラーン戦記 3・4 【田中芳樹】(再読)
40_夜のピクニック 【恩田 陸】(再読)
41_リラ荘の殺人 【鮎川哲也】
42_朱色の研究 【有栖川有栖】
43_光 【三浦しをん】
44_村上海賊の娘 下巻 【和田 竜】
45_ガーゼィの翼 【富野由悠季】
46_黒百合 【多島斗志之】
47-50_ガーゼィの翼2-5 【富野由悠季】
51_リカーシブル 【米澤穂信】
52_天翔る 【村山由佳】
53_ホテルローヤル 【桜木紫乃】
54_罪の余白 【芦沢 央】
55_涼宮ハルヒの動揺 【谷川 流】
56_図南の翼(十二国記) 【小野不由美】
57_ハーモニー【伊藤計劃】
58_竜の柩1 【高橋克彦】

 ※ 各作品の簡単な感想を書いているので、よろしかったらご覧になって
  みてくださいネ。
      
出逢った小説リスト 【2015年1月―3月編】
      出逢った小説リスト 【2015年4月―6月編】      
      
出逢った小説リスト 【2015年7月―9月編】
      出逢った小説リスト 【2015年10月―12月編】


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