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出逢った小説リスト 【2016年1月-3月編】 [読んだ作品リスト]

2016年(平成28年)の1~3月に私が出逢った小説たち♪!

 4月に転勤があったりして、まとめも今頃になってしましまし
^^;
 
本を読む時間もなかなか十分に取れなくて。この第1四半期
もあまり読めなかったなぁ。

  ※  2015年10月-12月編』もよかったらどうぞ
  ※ 既に紹介している作品のタイトルにはLinkを貼っています。

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01-03_竜の柩(2~4) 【高橋克彦】
 第1作の青森、長野、出雲を舞台に展開した日本古代史の
神々をぐる話と違って、第2作の舞台はインドやトルコへ飛び
出し、ヒンドゥ教や古代シュメール文明などの神々へ。名前は
聞いたことはあってもほとんど知識のない中で、それらの歴史
や神々を理解しながら読み進めるのにはちょっと苦労しました
が、例えば、日本の神々とヒンドゥの神々との意外な繋がりなど、
興味深かったです。
 そして第3作では宇宙へ、第4作では時空を超えて・・・とます
ます伝奇的要素が増して、下手すればついていけなくなりそう
に・・・^^;
 第4作では、話がまた日本古代史に戻も及び興味深かった
です。でも、この作品のぶっ飛んだ世界についていくのは少し
疲れたので続編を読むのは少し休んでからにします(苦笑)

04_ストーリー・セラー 【有川 浩】 (Link)
 
 さすが有川さんと唸らせる作品で、もっと有川作品を読みたく
なりました。どんな作品だったか、詳しくはタイトルをクリックし
てネ!

05_花酔い 【村山由佳】

  花酔いs.jpg
  ▲ 花酔ひ (文春文庫)
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    作者: 村山 由佳
    出版社/メーカー: 文藝春秋
    発売日: 2014/09/02
    メディア: 文庫

 2組の大人の夫婦をめぐる物語。4人の視点から、理性では
抑えきれない感情の波に襲われたときの心理、止めることの
できない感情に翻弄される姿が描かれています。
 どうすべきか頭では分かっていても止めることのできないこと
って誰にもありますよね。4人の心理に共感するところと、
無条件に支持できないところがあって複雑な読後感でした
(詳しく書けないので抽象的ですみません。)。
 この作品は、濃厚な性描写も話題となっていましたが、私的
には、大人の恋愛が描かれた作品ですから、そのような描写は
あって当然だと思いますし、アブノーマルな描写もありますが、
特別、過激過ぎるとか不快で目を覆うといった感じは受けませ
んでした。

06_恐怖の宇宙帝王/暗黒星大接近 【エドモンド・ハミルトン】(Link)
 古典的SFの名作のキャプテン・フューチャーシリーズの第1作。
私にとって、一番の名作と言っても過言でないかもしれません。
太陽系を所狭しと飛び回り、正義のために奮闘するキャプテンの
活躍に胸を躍らせた方も多いのではないでしょうか。久しぶりに
読みましたが、懐かしくておもしろかったです。
 詳しくはタイトルをクリックしてネ!

07_海の見える街 【畑野智美】

  海の見える街s.jpg
  ▲ イラストの雰囲気に惹かれ購入しました!
    海の見える街 (講談社文庫)
    ( ↑ amazonへはタイトルをクリックしてネ!)
    作者: 畑野 智美
    出版社/メーカー: 講談社
    発売日: 2015/09/15
    メディア: 文庫


 若いときには、燃えるような短く激しい恋がロマンティックに
思え憧れるところがあります。この物語は、それとは異なる静か
な大人の恋愛物語。時間をかけて育んでいる分、心の繋がり
は深いもののように感じられます。
 この物語は、図書館・児童館に勤務する4人の視点から描かれ
た物語。決して、刺激的な恋愛ではありませんが、こういう肩に
力の入っていない、自然な恋愛もいいなと思います。

08_ドールズ 闇から覗く顔 【高橋克彦】

 シリーズ2作目。第1作目は、怜に取り憑いた者がいったい何者
なのかといったホラー調の物語でしたが、この第2作目は一転、
目吉先生が謎を解き明かしていくミステリ調になっています。
もう、怜の中にいる者が目吉先生と明かされていますから、目吉
先生のキャラを活かすには、このままホラー調で続けるのは
無理ですし、そうすると作品の雰囲気が変わるのはやむを得な
いのでしょうね。そうは言っても、不気味さとドキドキ感がなく
なったのは残念です。

09_怪盗山猫 【神永 学】
 神永さんの作品はいくつか読んでいますが、自分の好みには
しっくりこない印象がありました。この作品は映像化(観ていま
せんが)がされたこともあって読んでみました。大胆不敵な怪盗
を主人公に、テンポの良い展開で、あっという間に読み終わり
ました。おもしろかったです。エンターテイメント性の強い作品が
好きな人は気に入ると思います。

10_人食いの時代 【山田正紀】

 連作短編。人食いバスなど、各話、人食いというタイトルがつ
いています。なぜ人食いなのかは正直、分かりませんでした。
ラストで各話が絡み合って、好みではありませんが、まあまあ
おもしろかったです。

11-13_アルスラーン戦記(5~7) 【田中芳樹】
 前年に引き続いて再読中です。感想は、第8巻まで読んだ際に!


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