SSブログ

"文学少女"と死にたがりの道化(ピエロ)【野村美月】 [ライトノベルの棚]

【 Episode 】 

最初に目を惹いたのは、竹岡美穂さんのイラスト!
すごくかわいい。竹岡美穂さんのHPにリンク貼っちゃお!
まあ、まずは御覧あれ!
グリーン(とは言っても、ちょっと青がはいった落ち着いた色合い)を基調とした
やさしい色使いが多くて、とても心穏やかにさせてくれるイラストです。

 ▲ パイプ椅子の上に、ちょこんと体育座りしている「遠子先輩」

そうは言っても、イラストだけで本は選びません!10年前だったら別でしょうが…。
やっぱり僕は「本が大好き」だから、「文学少女」っていう言葉に魅かれたのと、
  「このライトノベルがすごい!2008」
   2年連続 ベスト10入り
の帯に踊りました・・・じゃなく、踊らされちゃいました(笑)

【 さてさて、お話は・・・!? 】

「どうかあたしの恋を叶えてください!」

平穏と平凡をこよなく愛する“ただの男子高校生”井上心葉(このは)。
そして、本を破って本当に食べちゃうくらい文学を深く愛している
“文学少女”天野遠子(とおこ)。
「遠子先輩」と「ぼく」の2人だけの文芸部に武田千愛(ちあ)ちゃんが持ち込んだ依頼は・・・。
それは、単なる恋文の代筆のはずだったが…。


【 単純に次の作品が読みたくなりました! 】

さて、主人公の心葉くん。実は心に傷を持つナイーブな少年。
とてもやさしくて、さわやかな男の子です。

そして、もう一人の主人公?『文学少女』 ―遠子先輩。
こよなく文学を愛し、愛しすぎちゃて、小説を「むしゃむしゃ」と
食べちゃうという奇行の美少女です。
最初、小説を食べちゃうっという設定に引きかけたけど、
読み進むにつれて気にならなくなりました。
遠子先輩も、とてもやさしい女の子です。

主人公の2人がやさしいからか、物語も全体的にやさしい雰囲気!
内容はちょっと苦いところもあるけれど、ほんわか~と楽しめました。
なので、ちょっとほんわか~して、あまりドキドキしたり、考えたりせずに、
小説を気軽に楽しみたい人にはお薦めです!
本当、楽しく読めて、続編が読みたくなっちゃいました。

【 +plus 】

さっそく、第2弾 『“文学少女”と飢え乾く幽霊(ゴースト)』を買ってきちゃいました。
しばらくシリーズを読むことになりそうです(笑)

”文学少女”と飢え渇く幽霊 (ファミ通文庫)”文学少女”と飢え渇く幽霊 (ファミ通文庫)
作者: 野村 美月
出版社/メーカー: エンターブレイン
発売日: 2006/08/30
メディア: 文庫


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。