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砂時計【映画】 [映画の棚]

ずっと楽しみにしていた映画『砂時計』(※公式サイトにリンクを貼ってます)
観に行ってきました。
映画館の予告で、夏帆さんの”はにかむ”表情を観たときから、
  「絶対、観に行く!」
と決めていた映画です。

【 Story 】

両親が離婚し、母の故郷である島根にやって来た14歳の水瀬杏(夏帆)。
山々に囲まれた田舎の生活にとまどう杏。
そんな杏は、同級生の大悟(池松壮亮)や藤、椎香たちに囲まれ、
次第に村に溶け込んでいく。
しかし、離婚後、頑張ることに精神的に追い詰められた母は、
杏を置いて自殺してしまう。
母の死を止められなかった自責の念と孤独に苛まれる杏に、大悟は、
  「俺がずっと一緒におっちゃる」
と約束する。

  「大悟と ずっとずっとずっと 一生 一緒にいれます ように。 杏」

大悟と一緒に訪れた出雲大社で杏は祈るのだったが・・・

砂時計05.jpg

【 素敵なscene 】

  輝く夕日の光の中
  
はずかしそうに、伏し目がちな杏
  引き寄せられるように、ふたりの顔が近づく
  ふたりの初キス・・・

本当に「大悟が好き」、「杏が好き」っていう気持ちが伝わってくる。
純粋で、清らかで、輝くようなシーン。
ふたりにとって「永遠の大切な想い」が溢れ出るようです。

このシーンにだけでなく、ふたりのシーンは、
甘く、ほろ苦く、純粋で、やるせなくて。
そんな想いが伝わってきて。
ことばにするのは難しいけど、自分の恋をしたころの気持ちを想い出して、
こころを「チクン!」と刺すような、そんな気持ちになりました。

「一途な想い」が素敵な映画。
ホント、僕好みの映画です。

砂時計06.jpg

 ▲ 「砂時計」を渡すシーン。砂時計と一緒に想いも渡すこのシーンがとても素敵です。

【 瑞々(みずみず)しさ 】

夏帆さんと池松壮亮くんの「瑞々しさ」と「初々しさ」が際立つこの映画。
「世界の中心で、愛をさけぶ」が柴崎コウさんや大沢たかおさんをメインに宣伝しながら、
実は、長澤まさみさん、森山未来くんの映画だったように、
この映画も、松下奈緒さんと井坂俊哉さんがメインのようでありながら、
実は、夏帆さんと池松壮亮くんの映画だと思います。

実は、夏帆さんの名前は知っていましたが、あまり知らなかった女優さん。
映画
「東京少女」とか、「うた魂(たま)」に出演していたことは知っていたんですけどネ。
こんなに魅力的な女優さんだったとは・・・。
いまの瑞々しさを失わないでいてほしいなぁって思います。
そして、池松壮亮くん。初々しくて、男っぽくて。
彼も存在感がありますね。映画「ダイブ」が楽しみです。


【 episode+ 】

+one
僕は映画を観るとき、上映期間の後半の、観る人が少なくなったころに観ます。
映画の上映中に、隣の人と感想を話す人や、食べ物を「バリバリ」食べる人を避けたくて。
好きな映画ほど集中したいんです。
でも、この映画は早く観たくて、ゴールデンウィークだけど行きました。
朝一番だったら、少しはゆっくり観れるかなって思って、最初の上映を選んだのに、
行ってみたら映画館は人の列。
「これは・・・」
覚悟して入った上映スペース。閑散としてました。
あの人たちはどこに・・・「名探偵コナン」だったようです。
ゆっくり観れてよかったけど、こういう素敵な映画に人がまばらなのは悲しい・・・
複雑な心境でした。

+two
この映画の観客は若者が多いと思っていたのですが・・・。
年齢層が上の方が多くて驚きました。
好評だったというドラマの影響でしょうか?

私は、先入観がない、真っ白なまま映画が観たかったから、
原作も読まず、ドラマの再放送も我慢しました。
これでまず原作を解禁です。たのしみ~(*^^*)

★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★

砂時計 ツイン・エディション (初回生産限定)

砂時計 ツイン・エディション (初回生産限定)

  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
  • メディア: DVD

  ▲ 平成20年11月7日の発売です。もちろん買っちゃいます!

                           <平成20年10月7日追記>

 ▼追加情報▼
 
ディスク1:メイキング、インタビュー集、特報等。
 ディスク2:エクステンデット版、ロケ地マップ、
       スペシャルダイジェスト・いきものがたり『帰りたくなったよ』にのせて

  ※エクステンデット版とは、デジタル編集用素材を利用した再編集版だそうです。
    劇場版未収録シーンを大幅追加・再編集しているそうですが、私はまだ観ていないので、
    どのくらい追加等されているかは自分の目で確かめてネ。
  ※スペシャルダイジェストは、ダイジェストというより、曲がメインに映像がのせてある感じ。
    映画を見ていなければストーリーはわからないかな。(曲の長さだけだしね)
    でも、曲にのせてストーリーを思い返すのにはいい感じでした。

 あと付録!右上に4人の写真と絵馬、下に砂時計の写真と文字の便箋8枚と白い封筒2枚。
 紙が柔らかいから、くしゃくしゃになっちゃいそうで保存しずらいかな。

                           <平成20年11月16日追記>


タグ:夏帆
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