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ヌードの夜 / 愛は惜しみなく奪う 【映画】 [映画の棚]

時に重い作品を観たくなることってありませんか??
この作品については、映画siteで「そんな作品がある」くらいしか
知らず、まったく見る気がなかったんです。
たまたま重い作品が観たくなって、近くの映画館で上映していて、
っと偶然が重なったからなのですが、非常に見応えのある映画
でした(o^-')bインパクトガアリマシタ~♪

nude night_01.jpg
 ▲ 是非、official site で予告編を観てみてください。
      ( ↑ ここをクリックね!)

【 story 】

何でも代行屋を営む紅次郎(竹中直人)の元に、ある日、“れん”と
名乗る女性からから依頼が舞い込む。
その女性(佐藤寛子)女性からの依頼は、「父の散骨時に一緒に
ばらまいてしまった形見のロレックスを探してほしい」というものだった。
うさんくささを感じながらも次郎はなんとか時計を探し当てる。

それから数日後、“れん”から更なる依頼が舞い込む。
それは、“れん”の命の恩人・多恵を探してほしいという依頼だった。
少ない手がかりを頼りに、多恵の足取りを辿って行く次郎。
たどり着いた先には、不幸な生い立ちから風俗まで堕ちていった
女性の悲しい人生があった・・・。
やがて次郎は多恵と“れん”をつなぐ驚きの事実を知り、彼女を
救いたいと願い、後戻りのできない道へと進み始める・・・

【 “ 男の本能 ” に共感! 】

この作品を映画サイトで見た時は、グラビアアイドルの佐藤寛子さん
のヌードばかりが話題になっていた印象があります。
でも、主演は竹中直人さん!
純粋で誠実、そしてやさしさ故に奇妙な殺人事件に巻き込まれて
いく男・次郎を味のある演技で魅せてくれました。
後戻りできない道だと分かりながら進もうとする次郎・・・。
私が次郎の立場だったら、同じ道を進もうとしたかもしれない、
そんなふうに思いました。
そう思う気持って、弱き者を守りたいという、男の本能なのかも
しれませんね!
ホント、次郎の何とか“れん”を助けたいという想いがヒシヒシと
伝わってきて、さすが竹中直人さんです。

nude night_02.jpg
 ▲ 映像もストーリーもとことん重くて、ずっしりとした重さを
   堪能しました ^^


そして、“れん”の母親役に大竹しのぶさん、姉役に井上晴美さん、
父親役に宍戸錠さんと実力派は脇を固め、演技もストーリーも
まさに重厚な作品。
もう一人の主役、佐藤寛子さんも、なかなか迫力の演技でした。
ヌードばかりが話題になって、演技が評価されないのは可哀想
ですよネ!
(もちろん、佐藤寛子さんのヌードも美しかったですけど・・・^^;)
2時間くらいの上映時間でしたが、短かく感じました。

nude night_03.jpg


 【 +plus 】

この作品はR15指定だったのですが、ヌードのためというより、
冒頭のシーン(どのようなシーンかは書くのはやめておきますが・・・)
が理由のような気がします。
グロテスクなのが苦手な方にはお薦めしません(ちなみに、私も
あの手のシーンは苦手です・・・)。
でも、タイトルに惑わされず、観ていただきたい素敵な作品でも
あります!

 


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