親愛なるきみへ 【映画】 [映画の棚]
予告編を観たとき、美しい映像と物語に惹かれ、とても気になって
いた作品。
とてもとても、素敵なラブストーリーでした *^^*
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【 story 】
2001年春―
アメリカ軍特殊部隊に所属するジョン(チャニング・テイタム)は、
2週間の休暇をとって父親が住むサウスカロライナに帰省して
いた。
ある日、海辺でサーフィンをしていたジョンは、海に落ちた鞄を
拾ったことがきっかけでサヴァナ(アマンダ・サイフリッド)と知り
あう。
一緒に過ごす時間を重ねるほど強く惹かれあうふたり。
そして2週間を過ぎるころには、ふたりは恋に落ちていた。
See you soon
ジョンが赴任地に戻り離れ離れになったふたりは、別れの時に
交わしたその言葉を信じ、そして、手紙を交わすことにより愛を
育んでいく。
そしてジョンが任務を終えようとする直前にある事件が起こる。
それによりふたりの運命は変わっていくのだった・・・。
【 幸せと苦しみ 】
★ この後、ストーリーに触れているので御注意ください ★
とても素敵なラブストーリーでした。
出逢ってから2週間。ふたりで過ごした時間はたったそれだけ。
でも、狂おしいほどに相手を想うようになるには十分な時間。
そして、逢えないツラさを乗り越えることができるだけの濃密な
時間。そんなふたりの幸せで素敵な時間が描かれた前半。
ふたりの間で交わされるたくさんの手紙。
距離は離れていても、心は繋がっているふたりが描かれた中盤
そして・・・
後半は一転、なかなか痛かったです。
特に、手紙を待つジョンの気持や、突然届かなくなったときの
不安や苦しみ…。そして、2か月ぶりに届いた別れの手紙。
厳しい任務の中で唯一といっていい心の支えを失い、生きていく
希望を失ったかのように任務の延長を申請するジョンの姿には、
その気持が痛いほど分かりました。
そのように、ジョンの気持は非常によく伝わってきたのですが、
ジョンを愛しながら苦渋の決断をしたサヴァナの気持については
ちょっと描き方が足りなかったかなという印象。
サヴァナの「どうしてもそうぜざるを得なかった」という苦しい胸の
内がもっと伝わってくればよかったかなと思います。
痛さもあったけど、でも、ロマンティックで素敵な映画でした。
私好みの作品です о(ж>▽<)y スキー☆
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【 +plus 】
原題は“ DEAR JOHN ”
英語の俗語で"Dear John (Letter)” というと、女性から男性へ
の別れの手紙をいうそうです(辞書には「絶交状」だって・・・)。
それにしても、なんとも意味深なタイトルをつけますよネェ!
【 ++plus 】
ヒロイン・サヴァナ役のAMANDA SEYFRIED
今年だけでもこの「親愛なるきみへ」のほか、「クロエ」、
「ジュリエットからの手紙」(これ見逃したんです T_T )と
たて続け。旬の女優さんですネ。
ちなみに、「クロエ」のパンフ(東宝)には「アマンダ・セイフライド」、
「親愛なるきみへ」のパンフ(松竹)では、「アマンダ・サイフリッド」。
どうでもいいのですが、どちらの表記が発音に近いのか、ちょっと
気になっちゃいます ^^;
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