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出逢った小説リスト 【2011年4月-6月編】 [tea room]

2011年4月~6月に私が出逢った小説たちです

電車で本を読んでいる人をみかけると、
 “この人はどんな本を読んでるんだろう!?”
って気になりませんか?

ちょっと一息ぐらいの感じで、私がどんな本を読んでるんだろうと
気になったら、のぞいてみてくださいネ*^^*

 『出逢った小説リスト【2011年1月-3月編】』もよかったらどうぞ
 ※ 既に紹介している作品のタイトルにはLinkを貼っています。

*:..。o○★゚・:,。*:..。o○☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆*:..。o○★゚・:,。*


― 4月 ―

19_ビブリア古書堂の事件手帖 【三上 延】
   本が好きだからか、本にまつわるお話が好きです。
   そして実はそれだけではなくて、表紙のイラストに誘われて
  購入した作品です。こういう感じのイラストってだ~い好き *^^*

  ビブリア古書堂_s.jpg
   ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
   ( ↑ amazonへはタイトルをクリックしてネ)
   作者: 三上 延
   出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
   発売日: 2011/03/25
   メディア: 文庫

   ある作品に絡んだストーリーは“文学少女”シリーズと同じ感じ。
   でも、雰囲気は違っておもしろかったです。
   2011年10月に続編が出るみたい。楽しみでーす

20_万能鑑定士Qの事件簿Ⅰ 【松岡圭祐】
   「千里眼」シリーズの松岡圭祐さんの作品。「千里眼」は正直、
  あまり肌に合わなかった印象があって、このQシリーズも読むか
  悩んだんですけど、評判がいいので読んでみました。

  万能鑑定士Qの事件簿1_s.jpg
  万能鑑定士Qの事件簿 I (角川文庫)
  ( ↑ amazonへはタイトルをクリックしてネ)
  作者: 松岡 圭祐
  出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  発売日: 2010/04/24
  メディア: 文庫

   まだ1巻目だからかもしれませんが、ちょっと全体像がつかみ
  きれません。現実の東京が舞台かと思いきや、ちょっと違うよう
  ですし・・・(私はちょっとそれで興味が失われました)。
   Ⅰはまだひとつのストーリーが続いており、Ⅱまで読み終えな
  いと、自分の中での評価をとりあえず決められそうにないかな!

21_武士道セブンティーン 【誉田哲也】
   すごくお気に入りのこの作品。やっと文庫で“セブンティーン”が
  出て即購入し読みました。
   福岡と神奈川で離れていながらも、二人の心は繋がっている
  ところがよかったですネ。“シックスティーン”を紹介しているので、
  あえて改めて紹介はしませんでしたが、このシリーズはホント
  お薦めです。 早く“エイティーン”も読みたいな。

22_暗黒館の殺人(4) 【綾辻行人】
   ついに完結。ず~と引っぱっていた謎がやっと明らかになり、
  モヤモヤが解消されました ^^
   さすが綾辻さん!と思わせる展開でしたが、正直なところ、
  「館シリーズ」は本格推理小説というイメージがあって、私的には
  その方面で期待していたので、ホラー色が強かったところが
  ちょっと残念だったかな。

23_樹上のゆりかご 【荻原規子】
   高校生の年頃の葛藤なども描かた、青春小説としてはかなり
  上質でありお薦めの作品。
   個別に紹介しようかなっと思ったのですが、感想をまとめている
  時間がなくて紹介できませんでした。でも、かなりお気に入りの
  作品です。

24_華鬼 終焉とはじまりの乙女 【梨沙】
   完結した「華鬼」の番外編。2011年3月に刊行されたばかり。
  新聞で刊行されたのを知ってこれは読まなくては!と早速、
  図書館で借りました。

  hanaoni_new1_s .jpg
  華鬼 終焉とはじまりの乙女 (Regalo)
  ( ↑ amazonへはタイトルをクリックしてネ)
  作者: 梨沙
  出版社/メーカー: イースト・プレス
  発売日: 2011/03/10
  メディア: 単行本(ソフトカバー)

   本編のその後というか桃子と響を描いたのがいいかな!
  なんだか微笑ましかったです。
   ところでその後は、新たな物語が始まった感じ。
  どうなるのか!続きも期待です。   

― 5月 ― 

25_氷菓 【米澤穂信】
   いろいろなところで好評との噂を聞いていた「古典部シリーズ」。
  是非、一度読んでみたいと思っていて、やっと読みました。
   洞察力と推理力が高校生のレベルを超えているという主人公
  は、最近ではそれほど珍しくもありませんでしたが、なかなか
  おもしろかったです。

26_4 Girls 【柴村 仁】
   柴村仁さんの「プシュケの涙」はやけに印象が残っている作品。
  続編を読もう読もうと思っていて読めていないのですが・・・。
   そんな柴村さんの作品なので手に取ってみました。
   4作品が載っているのですが、「プシュケの涙」の主人公「由良」
  が出てくる作品が一番好きかな!

  4 Girls_s.jpg
  4 Girls (メディアワークス文庫)
  ( ↑ amazonへはタイトルをクリックしてネ)
  作者: 柴村 仁
  出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
  発売日: 2011/01/25
  メディア: 文庫
  ▲ それにしても、こういうイラストだ~い好きです *^^*  

27_スコーレNo.4 【宮下奈都】
   一人の女性の成長を丁寧に描いた作品。揺れ動く微妙な
  心が描かれていて、しっとりと読めました。
   個別に紹介してもよかったくらい気に入った作品です。

  スコーレNo.4_s.jpg
  スコーレNo.4 (光文社文庫)
  ( ↑ amazonへはタイトルをクリックしてネ)
  作者: 宮下 奈都
  出版社/メーカー: 光文社
  発売日: 2009/11/10
  メディア: 文庫

28_香菜里屋を知っていますか 【北森 鴻】
   この作品は、私の大好きな「香菜里屋シリーズ」の完結編。
   隠されていた工藤の秘密と「香菜里屋」の名の由来が明か
  されます。
   ただ、“いつか” 工藤哲也とまた会えそうな雰囲気の終わり
  方。ホントもう一度、会いたかったな!
   それがかなわないのが寂しく、つくづく惜しい作家さんを亡く
  したと思います。

29_八日目の蟬 【角田光代】
   映画を見たら、もう一度読みたくなって、久しぶりに読み直し
  ました。残念ながら、最初に読んだ時ほどの衝撃はないけれど、
  胸に響く作品!
   この後、どうなるか知っているのに、先に先にと追い立てられ
  るように読んでしまいました。
   ホント、私のこれまで読んだ本のBEST3に入る素晴らしい
  作品だなっと思います。

― 6月 ―

30_半熟作家と“文学少女”な編集者 【野村美月】
   ついに“文学少女”シリーズともお別れ・・・ T_T

  半熟作家と“文学少女“な編集者_s.jpg
  半熟作家と“文学少女”な編集者 (ファミ通文庫)
  ( ↑ amazonへはタイトルをクリックしてネ)
  作者: 野村 美月
  出版社/メーカー: エンターブレイン
  発売日: 2011/04/30
  メディア: 文庫
  ▲ 竹岡美穂さんのイラストって“やさしく”て好きです!

   本編が終了してから短編が続いていましたが、本作は連作
  短編の感じで、遠子さんがじっくり描かれていてよかったです。
   いい感じでラストが描かれていますヨ

31_“文学少女”と恋する挿話集3 【野村美月】
   「半熟作家と・・・」を読んで、もっと“文学少女”を読みたい
  と思って、続けて読みました。背表紙のあらすじ紹介には
  「甘くほろ苦いエピソード」と書かれてますが、このシリーズは
  ホントほろ苦いお話が多いですよねぇ。

32_隻眼の少女 【摩耶雄嵩】
   本年度(2011年)の日本推理作家協会受賞作。評判も
  よかったので、楽しみに読みました。
   おもしろかったし、えっ!と思わせるラストもよかったので
  すが、このblogに載せたいと思うほどではなかったかな。
   少々、文章が甘いかなっていう印象です(エラそうにすみ
  ません ^^; )。

33-35_火星のプリンセス 【エドガー・ライス・バローズ】
   火星シリーズは全11作あるようですが、今回読んだのは
  合本版の第1集。
   第1作「火星のプリンセス」から第2作「火星の女神イサス」、
  そして、第3作「火星の大元帥カーター」までが収録されて
  います。
   とてもお気に入りの作品。感想は、タイトルからリンクして
  いるページで読んでネ!   

36-38_天と地の守り人 【上橋菜穂子】
   ついにこのシリーズも、終わってしまった・・・T_T
  っと涙するくらいだ~い好きな作品でした。

  天と地の守り人2_s.jpg
  天と地の守り人〈第2部〉カンバル王国編 (新潮文庫)
  ( ↑ amazonへはタイトルをクリックしてネ)
  作者: 上橋 菜穂子
  出版社/メーカー: 新潮社
  発売日: 2011/05/28
  メディア: 文庫

   決してキレイごとばかりの物語ではなくて、厳しい現実も
  描きつつ、でも、やさしい視点で描かれた素敵な物語でした。
  チャグムの成長をドキドキしながら見守った感じです。
   もし、「精霊の守り人」シリーズを読んだことがなかったら
  騙されたと思って読んでみてください。決して後悔はしない
  と思いますヨ。 

39_首無の如き祟るもの 【三津田信三】
   ときどき読みたくなるホラーもの。しかも、日本古来の
  風習というか、横溝正史のようなちょっとオドロオドロしい
  感じの物語が好き!(っといっても、横溝正史は読んだこと
  ないんですけど・・・ ^^;
   「刀城言耶(とうじょうげんや)」シリーズはなかなかお気に
  入りです


なかなかお気に入りの作品が多かった2011年の第2四半期。
これからも、たくさんの素敵な作品に出逢いたいな~
第3四半期(2011年7月~9月)も近々、ご紹介できるよう
頑張りまーす。


   


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よっちん


お久しぶりです。

この中に、私も呼んだ本が何個かありました。
柴村 仁さんのプシュケの涙シリーズは私の一番好きな作品です^^

私も柴村さんの別の本を読んでみたことはありますがやはり、プシュケシリーズが一番ではないかと(まあ私自身の意見なのですが)思いました^^;

junさんのブログで様々な作品に出会えたので、感謝しています。
これからも参考にさせていただきますね 笑


長文しつれいいたしましたm(- -)m
by よっちん (2011-10-08 19:43) 

jun

よっちんさん、コメントありがとうございますm(_ _)m
しかも、誉めていただいて、照れくさいです *^^*

先日、「ハイドラの告白」を読みました。
ホント、物語も好きだし、イラストも大好き!
続けて「セイジャの式日」も読みたいんですけど、ちょっと我慢してまーす。

よっちんさんのお薦めがあったら、また教えてくださいネ♪

by jun (2011-10-09 18:33) 

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