出逢った小説リスト 【2011年7月-9月編】 [読んだ作品リスト]
2011年7月~9月に私が出逢った小説たちで~す *^^*
こうやってみると、また、たくさんの素敵な作品に出逢えたなって
思います。
そのうちひとつでも、どなたかに素敵さを共感してもらえる作品が
あればいいな! 今回も、ちょっと一息、tea room をのぞいて
みてくださいネ♪
※『出逢った小説リスト【2011年4月-6月編】』もよかったらどうぞ ♪
※ 既に紹介している作品のタイトルにはLinkを貼っています。
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― 7月 ―
40-41_悼む人 【天童荒太】
第140回直木賞受賞作。人にお薦めしていただいて読んで
みました。人の死を悼む旅を続ける静人。静人にはあまり共感
できなかったけど、でも、悼むことに対するそのキレイな心には
癒された部分も。
ちょっとつかみどころのなかったけど、でも印象に残る作品で
した。
42_バカとテストと召喚獣3 【井上堅二】
くだらなくて、バカらし過ぎるほどだけど面白いこのシリーズ!
正直、好きです*^^*
ちょうどアニメの第2期が始まるということで、久しぶりに
読んでみました。ひねったバカらしさに笑い転げた第1作
ほどのインパクトはなかったけど、ヒロインのひとり、美波との
衝撃のラストに次の展開を期待させられます!
43_東京公園 【小路幸也】
「東京バンドワゴン」の小路幸也さんの作品(っといっても、
東京バンドワゴンという作品は知っていても、まだ読んでないの
だけど・・・^^;)
映画を見て、原作を読んでみたくなって読みました。
私好みです♪ 感想は、タイトルからリンクしているページで
読んでネ。
44_ルームメイト 【今邑 彩】
一時期、本屋さんに平積みされて、POPもあってお薦め
されていましたが、その時は読みたい本があって・・・。
今邑さんは初めて。ルームメイトがいろいろな顔を持って
いたというところに惹かれましたが、想像していたのとちょっと
ストーリーの方向性が違っていたかな。
まあまあおもしろかったです。
45_アイ・アム・ナンバー4 【ピタカス・ロア】
映画が気に入ったので読んでみた作品。
映画で省略されていた細かい心理描写などが描かれていて
余計にこのシリーズに惹かれました(小説なのでより深い心理
描写は当然ですが)。
こういう物語の展開って定番のところはありますが、私は
だーい好き!早く続きが読みたいな☆
46_涼宮ハルヒの消失 【谷川 流】
映画は最高に気に入った作品。原作を読んでみると、
映画はかなり原作に忠実に、丁寧に描いていたんだな
って感じました。映画のシーンをイメージしながら、もう一度
“消失”が楽しめました。
― 8月 ―
47_葵―ヒカルが地球にたころ①― 【野村美月】
作者: 野村 美月
出版社/メーカー: エンターブレイン
発売日: 2011/05/30
メディア: 文庫
“幽霊”が出てくるというあらすじを読んで、正直、リアリティ
がなくて好みに合うか心配だったのですが、おもしろかった
です。竹岡美穂さんのイラストはそれにしても素敵♪
色遣いがやさしくて、やわらかい雰囲気が大好きです。
48_となり町戦争 【三崎亜記】
三崎作品の独特の余韻はホント好きです。まだ、三崎作品
はそれほど多くないので、少しずつ楽しみに読んでいきたい
と思ってまーす。
この作品の感想は、タイトルからリンクしているページで
読んでネ。
49_アスラクライン 【三雲岳斗】
以前、読んだことがあったのですが、改めて読んでみました。
ライトノベルだし、アスラマキーナという機械が出てきたりと
軽そうな物語のように見えますが、なかなか複雑な世界を
背景に読み応えのある作品です。イラストで先入観を持って
しまったらもったいないかな。
50_彼女はたぶん魔法を使う 【樋口有介】
“どんな話だろう?” “ラブストーリー?”
タイトルを見たときそんな印象で興味を惹かれた作品。
想像以上に私好みの作品でした。お気に入りです。感想は
よかったら、タイトルからリンクしているページで読んでね!
51_九月が永遠に続けば 【沼田まほかる】
第5回ホラー・サスペンス大賞受賞作。
「国内ミステリー部門第1位」の帯に惹かれて読んでみました。
「ユリゴコロ」という作品にもちょっと惹かれていたので。
「息子が行方不明になり、それを必死で探す母親」という構図
を読んでいて、桐野夏生さんの「柔らかな頬」を思い出しました。
ラストは全然違うのですけどネ。正直、私好みではないかな。
52_ハイドラの告白 【柴村 仁】
ハイドラの告白 (メディアワークス文庫)
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作者: 柴村 仁
出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
発売日: 2010/03
メディア: 文庫
爽やかな印象が残った「プシュケの涙」の続編。
主人公の由良くんのつかみどころのなさは、前作より
インパクトが薄れたけど、ラストも含めておもしろかったです。
それにしても、このシリーズの「也」さんのイラスト。爽やかさ
と繊細さとが混じりあっていて、とても好きです。イラスト集が
出ないかな(出たら即買いなんだけど!)。
53_終末のフール 【伊坂幸太郎】
あと3年で人類は滅亡。そのときを控えて人々は・・・という
お話。読んでいて、三崎亜紀さんの「失われた町」を思い出し
ました。全然、話は違うんですけどね。
― 9月 ―
54_麒麟の翼 【東野圭吾】
▲ 一度、日本橋に行って、実際の麒麟像を見て見たいな。
それにしても、明治時代の美的センスには敬服しますよネ!
麒麟の翼 (特別書き下ろし)
( ↑ amazonへはタイトルをクリックしてネ!)
作者: 東野 圭吾
出版社/メーカー: 講談社
発売日: 2011/03/03
メディア: ハードカバー
大人気「加賀恭一郎」シリーズの最新作。
淡々と真実を追い求め、そのためには労を厭わない。
そんな、孤高の野武士のような朴訥(ぼくとつ)さと、やさしさ
を秘めている加賀さんに惹かれます(「眠りの森」なんか
大好きです)。
55-56_獣の奏者 Ⅰ闘蛇編・Ⅱ王獣編 【上橋菜穂子】
獣の奏者 1闘蛇編 (講談社文庫)
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作者: 上橋 菜穂子
出版社/メーカー: 講談社
発売日: 2009/08/12
メディア: 文庫
「精霊の守り人」以来の上橋ファンです。この「獣の奏者」の
アニメもしっかりチェックしました。
厳しい現実の中で「エリン」という少女が周囲に支えられなが
ら、強い意志をもって成長していく姿に感動です。
エリンが、そして、リョザ真王国がどうなっていくのか、早く
読みたいし、でもゆっくりこの物語を味わいたい、そんな気持
が絡みあって、続編の文庫化には複雑な気分です。
でも、やっぱり早く続きが読みたいかな!
57_ “文学少女”と恋する挿話集4 【野村美月】
本編が終わっても、こうやって“文学少女”シリーズが楽しめる
のは、とても嬉しいです。
それにしても、このシリーズは、ビター・スウィートですよネ!
58_下町ロケット 【池井戸 潤】
第145回直木賞受賞作。評判になっているだけあって、
おもしろかったです。夢に向かって会社が一つになっていく
ところが良かったですネ。
詳しくは、タイトルからリンクしているページをのぞいてみて!
59_折れた竜骨 【米澤穂信】
折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)
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作者: 米澤 穂信
出版社/メーカー: 東京創元社
発売日: 2010/11/27
メディア: 単行本
「古典部シリーズ」や「小市民シリーズ」(好きです!)などの
印象が強い米澤穂信さんのファンタジー系作品というのにまず
驚きましたが、それで推理小説?っというのに、もっと驚きました。
さすが、第64回日本推理作家協会賞受賞作。おもしろくて、
あっ!という間に読んでしまいました。
でも、個人的には、やっぱ米澤さんは“人の裏に隠された闇”
っぽいのが描かれた作品が好きだなぁ。
60_さよならドビュッシー 【中山七里】
ドビュッシー? ラフマニノフ?
名前は知っていても、代表的な作品のメロディーさえ浮かんで
きませんが(きっと聴けば「ああ」となるのでしょうけど)、音楽を
めぐる物語ってだ~い好き♪ この作品もおもしろかったです!
タイトルからリンクしているページで是非、感想を読んでみてネ。
2011年の第3四半期も、お気に入りの作品にたくさん出逢えました。
こういう素敵な作品にたくさん出逢えるとホント嬉しいな!
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