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『小説・映画がだ~い好き』のBest1!【2011年・小説編】 [tea room]

私のお気に入りの小説・映画を紹介する『小説・映画がだ~い好き』。
2011年に私が出逢った小説の中でも“特に”お気に入りの
小説・My Bestをご紹介しま~す

 [ご注意]
   2011年に新たに刊行された小説ではなく、2011年に私が読んだ
  作品の中から選んでいます。この1年に私がどんな作品を読んでいるのかが
  気になる方は、次の一覧をご覧になってみてくださいネ。
      出逢った小説リスト 【2011年1月-3月編】
      出逢った小説リスト 【2011年4月-6月編】
      出逢った小説リスト 【2011年7月-9月編】
      出逢った小説リスト 【2011年10月-12月編】

     また、2008年以降、私がどんなMy Bestを選んでいるか気になる方は、
  こちらも覗いてみてネ!
     
 『小説・映画がだ~い好き』のBest1!【2008年】
      『小説・映画がだ~い好き』のBest1!【2009年】
     『小説・映画がだ~い好き』のBest1!【2010年・小説編】 

【2011年『小説・映画がだ~い好き』の小説・My Best1は―】

Best1は
  月光ゲーム 【有栖川有栖】 (Link)
    陸の孤島と化したキャンプ場で起こる連続殺人事件。犯人は、
   僕の恋した彼女なのか・・・。物語の瑞々しさにググっと惹き込まれ、
   しかも「読者への挑戦状」というミステリの王道に挑戦した本格推理
   小説。ホント惹き込まれました。おもしろかったです。
    о(ж>▽<)y サイコー☆
    
有栖川さん初期作品でちょっと古いけど、全く古く感じられないし、
   そのシリーズ続編の「月光パズル」も、マリアという華が加わって、
   更におもしろく!! この1年で刊行済みのシリーズ4作を読んで
   しまったほど気に入りました。

     月光ゲームs .jpg
       月光ゲーム―Yの悲劇’88 (創元推理文庫) 
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       作者: 有栖川 有栖
       出版社/メーカー: 東京創元社
       発売日: 1994/07
       メディア: 文庫

 そして第2位は、
  さよならドビュッシー 【中山七里】 (Link)
    音楽に打ち込む主人公の思いがヒシヒシと伝わってきて、惹き
   込まれた作品(特に続編の「おやすみラフマニノフ」を読んでいた
   ときには、、“音楽が好きで好きでたまらない!”思いが伝わって
   きて、「船に乗れ」を読んだときの感動を思い出しました)。
    そして、この作品の魅力はミステリーのおもしろさも。
    音楽とミステリの両方が楽しめて、とても楽しめた作品でした。

     さよならドビュッシー_s.jpg
       さよならドビュッシー (宝島社文庫)
       ( ↑ amazonへはタイトルをクリックね)
       作者: 中山 七里
       出版社/メーカー: 宝島社
       発売日: 2011/01/12
       メディア: 文庫

 そして第3位は、
  図書館革命 【有川 浩】 (Link)
    正直、Best1にしようか迷ったほど、読後の満足感があった作品。
    特に、ラストの良化隊との攻防は、“ベタ甘”などどうでもいいくらい
   ドキドキして読むのをやめられませんでした。
    第3位としては本編最終巻のこの「革命」をあげましたが、「危機」
   「革命」「別冊Ⅰ」「Ⅱ」と4冊をまとめて読んでいて、実はどれもお気に
   入り 特に「別冊Ⅱ」の「背中合わせの二人」はベタ甘好きとしては
   メチャ好みの物語でした。4冊とも温かさが伝わってきて、読後に
   温かく幸せな気持ちに!
    正直なところ、4冊でBest4独占にしてもいいくらいかなり気に入って
   いる作品です(※「図書館戦争」「反乱」はこの1年に読んだ作品では
   ないので“Best”の対象外です。)(o^-')bグッドデス

     図書館革命_s.jpg
       図書館革命 図書館戦争シリーズ4 (角川文庫)  
       ( ↑ amazonへはタイトルをクリックね)
       作者: 有川 浩
       出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
       発売日: 2011/06/23
       メディア: 文庫

 [総評]

  2011年は、正直、Best3を決めるのが難しいくらい、私の中では
 差がありませんでした。しかも、いずれの作品もシリーズ続編がおも
 しろくて!続編も含めて高評価の作品です。
  そして、実はBest10として挙げたかったくらい他にも気に入った
 作品が! 辻村深月さんの「名前探しの放課後 」、古典的名作E・R・
 バローズの「火星のプリンセス」 、五十嵐貴久さんの「For You」なども
 すごく良かったです。
   特に、“思わぬ発見!”だったのが、樋口有介さんの「彼女はたぶん
 魔法を使う」
。実績のあるベテラン作家さんのようですが、私が全く知ら
 なくて・・・。タイトルに惹かれて手に取ってみたのですが、主人公が映画
 “カサブランカ”のハンフリー・ボガードのような、ちょっとキザで魅力的。
 私好みの素敵な作品でした。

  ところで、昨年から1年で何冊くらい読んでいるのだろうと数えてみて
 います。読んだ合計ページ数が分かる「読書メーター」もあるけど、私は、
 いくつの作品と出逢えたが気になるので、blogに記録して手集計なん
 ですが・・・ ^^;
  こうやって数えてみると、2010年が77冊、2011年が81冊。だいたい
 80冊前後のようです。読める作品数って限られてしまうものですね。
 でも、たかだか81冊ではありますが、2011年も素敵な作品に数多く
 出逢えたと思います。2012年もきっと80冊くらいしか読めないでしょう。
 でも、素敵な出逢いがあることを楽しみに、1作品1作品を大切に読んで
 いきたいなって思います。


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