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WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~ 【映画】 [映画の棚]

久しぶりに、公開初日(2014.5.10)に映画を観に行ってきました!
この作品の原作は、何年か前に読んで、とてもお気に入りだった
もの。映像のメリットを生かしてどのように映画化されたかを楽しみ
に観てきました。

  WOOD JOB_s.jpg
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【 story 】 

大学受験に失敗し、彼女にもフラれて高校を卒業した平野勇気
(染谷将太)。
たまたま見かけた林業研修プログラムのパンフレットの美女
(長澤まさみ)につられ、1年間の研修に応募する。
携帯の電波も届かない田舎の神去村で林業の研修に参加する
ことになった勇気だが、もともと林業に興味があった訳ではない
ため、想像を絶する現場の過酷さに耐えきれず、逃げ出そうと
する。しかし、パンフレットの美女・石井直紀から、「やる気が
ない人は迷惑」と言われ奮起するのだった。
ヨキ(伊藤英明)の厳しい指導の中、林業へのやりがいを感じ
始め、神去の人々との触れ合ううちに、勇気の気持は少しずつ
変わり始める・・・。

【 全体的には良かったのですが・・・ 】 

原作を読んだのはもう何年か前で、細かい内容まで覚えておらず、
もともと原作にあるシーンなのか分からないのですが、御神木が
滑り台のように滑走するシーンは正直、苦笑しました。
原作にも似たような場面はあったように思いますが、まるで曲芸の
ように勇気一人が御神木にまたがって・・・というのは・・・ ^^;
この作品の原作の魅力は、地に足のつかない、何となく生きている
ような青年が、林業を通して、仕事に打ち込むこと、誇りをもって
向き合うこと、人との繋がりの大切さを学ぶことなど少しずつ成長
していくところ。苦労しながら、自分の進む道を見いだしていく姿に、
応援したくなり、心が温かくなるのだと思います。
物語としては、そんな固いだけ(厳しい環境の中で頑張る姿だけ)
では成立しないところもあるので、笑いを取り込もうとしているの
かも知れませんが、神事の雰囲気が感じられず、急にコメディに
なったみたいで・・・。
私にはうかがい知れない、監督の深い意図があるのかもしれない
ですけどネ。

  WoodJOB_pos-s.jpgWoodJOB_pos2-s.jpg

あと、直紀がなぜ勇気が気になって惹かれていったのかがもっと
描かれていれば良かったかなって思います。何だか、村に若い人
がいないので、若ければいいようにも見えてしまった・・・。

それらの点は不満でしたが、ただ、見上げた木々が風で大きく揺れる
シーンなどは、さすが映画。小説を読んでいても実感できない自然
の雄大さが伝わってきて、映像ならでは!良かったです。
あと、勇気役の染谷将太さんは、なかなか、味があってよかった!

何だか批判的な感想ばかり書いてしまいましたが、もともと原作は
魅力ある作品ですし、その原作の味は生かせていると思うので、
トータルでみると観に行って良かったと思った作品です。
えっ?とてもそんな感想には見えない?? すみませんm(_ _)m


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